薄毛は金髪にすると目立たない?

「金髪にすれば薄毛が目立たなくなる」という説がありますが、実際はどうなのでしょうか?また、本当に金髪が薄毛隠しに効果的だとしても、ブリーチなどが髪に与える影響も気になるところだと思います。 そこで今回は、薄毛対策に金髪にするという選択肢はアリなのか、詳しく解説していきます。

金髪にすれば薄毛が目立たない?

金髪にすると薄毛が目立たなくなるのであれば、薄毛対策に悩んでいる方の選択肢が増えることになります。 職種的に金髪にするのは難しいという方は多いかもしれませんが、髪型を自由に選べる職種なら金髪は手っ取り早い対策方法といえるかもしれません。

金髪&坊主で薄毛が目立たないという声多数

結論からいうと、金髪にすると薄毛が目立ちにくいと感じている方は多く、薄毛対策に功を奏しているようです。

もちろん、目立つ・目立たないはある程度の主観が入りますが、色のコントラストという観点で考えると理屈がとおります。 日本人はほとんどが黒髪なので、部分的に薄毛になっているとそこだけ地肌があらわになります。そうすると、黒と肌色(薄黄色)のコントラストがはっきりして「ここがハゲてます」と主張しているかのように目立ちます。 それに対し、欧米の白人・金髪の方は、髪色と地肌の色のコントラストが少ないためお互いの色がなじみ、薄毛でも境界線がぼやけて目立ちにくいのです。

極端に例えると、「黒と白」または「黄色と白」の組み合わせでどちらの白が目立つか、と考えれば明白ではないでしょうか。これを踏まえると、黒髪から金髪にするのは薄毛対策に有効だといえます。 また、同じような理由で坊主頭にするのも効果的だといわれています。坊主頭なら髪の長さの違いで薄毛が目立つということもありません。芸能人では金髪かつ坊主頭にしている人もいますが、これなら薄毛はさらに目立たちにくいでしょう。

 

ちょっと待って!髪へのダメージはないの?

金髪が薄毛対策に良さそうだとなれば、「すぐにでもチャレンジしたい!」という方もいると思います。 でもその前に、ブリーチやヘアカラーが髪に与えるダメージについて確認しておく必要があります。むやみに金髪にすると薄毛を進行させる可能性もあるので、しっかりチェックしておきましょう。

ヘアカラーやブリーチは頭皮に悪影響

黒髪から金髪にするのに欠かせないヘアカラーやブリーチは、残念ながら頭皮に悪影響を与えることがあります。

ヘアカラーに使用するカラーリング剤は髪の根元付近まで塗るので、頭皮にも色が付着することがあります。カラーリング剤にはアルカリ剤が配合されているので、頭皮のうるおいを保つ皮脂を除去し、乾燥やかゆみ、炎症などの皮膚トラブルに発展する場合も。 頭皮は毛髪が育つ土壌のようなものなので、頭皮がダメージを受けると抜け毛が増える要因にもなりますし、発毛・育毛にも影響が出てしまいます。

ブリーチは脱色するための薬剤なのでカラーリング剤は含まれていません。でも、太くて硬い髪質だと、金髪に近づけるためにブリーチを何度もくり返す必要があり、徐々に毛髪の栄養素が失われて頭皮環境を悪化させることもあるようです。

なお、ブリーチだけでも髪色をかなり明るくすることはできますが、きれいな金髪に整えるにはブリーチとヘアカラーを組み合わせることになるので、頭皮への影響も大きくなります。 とはいえ、ヘアカラーやブリーチの薬剤が直接的に毛根にダメージを与えるわけではありません。そのため、「金髪にすると薄毛になる」と結びつける必要はないですが、頭皮へのダメージはゼロではないことも知っておきましょう。

髪自体をもろくしてしまう可能性も

ヘアカラーやブリーチは、髪自体をもろくする可能性があります。強い薬剤を直接塗るので、頭皮より受けるダメージは大きいかもしれません。

カラーリング剤は、髪の毛のキューティクルを開いて内側にあるコルテックスという部分まで色成分を浸透させるのが基本的な仕組みです。このとき、黒髪のまま着色しようとしても染まらないので、染色時に黒いメラニン色素を分解(脱色)します。 髪にこれだけ負荷をかけるので、何もケアせずに放置しているとキューティクルが剥がれやすくなり、毛髪の内側のタンパク質や水分が流出してパサパサのもろい状態になってしまいます。そうすると、髪にコシ・ハリがなくなるだけではなく、切れ毛が増えて全体的に髪のボリュームが低下しやすくなります。

ブリーチについても同様で、脱色力はヘアカラーより強いので髪内部の水分や栄養素の流出は避けられません。 毛根が元気なら髪の毛は生え変わるので、薬剤でダメージを受けても新しい髪が出てくればリセットされます。でも、金髪をキープするとなるとヘアカラーやブリーチを定期的にくり返すことになるので、ある程度のダメージは覚悟が必要です。

 

それでも金髪にしたい…そんなときは

ここまで、金髪にすることのリスクについてお伝えしてきましたが、「それでも金髪にしたい!」という方は以下に挙げるポイントを守りましょう。

美容室で金髪にする

ヘアカラーやブリーチは、必ず美容室でするようにしましょう。その理由は、主に以下の3点です。

・薬剤の強さ

・テクニック

・施術前後のケア

カラーリング剤やブリーチ剤はドラッグストアなどで手頃な価格で入手できるため、自分で金髪にすることも可能です。でも、市販品は人によっては刺激が強すぎる場合がありますし、自分の髪を自分で染めるのは簡単ではありません。 不慣れな人が自分で染めると、頭皮のあちこちに色が付着したり、色がまだらになってしまったりすることがあるので、きれいな金髪に仕上げるのは難しいでしょう。 その点、美容室ならその人の髪質や頭皮の状態に合わせて薬剤の強さを調整することが可能ですし、頭皮に薬剤が付かない程度に、生え際ギリギリまでていねいに染めてもらえます。

どのくらい明るい金髪にするか、といった色の調整は素人だと難しいですが、経験豊富なプロなら安心して任せられます。自分でするよりお金はかかりますが、施術前後のトリートメントなど、ダメージを最小限に抑えるためのケアもしっかりしてもらえるので髪や頭皮のことを考えれば美容室がベストです。

染めたあとのヘアケアは念入りに

ヘアカラーやブリーチをしたあとは、ご自身でもヘアケアを念入りにしてください。美容室で色々とケアをしてもらったとしても、髪がダメージを受けていることに変わりはありません。 特に、カラーリング剤で染めた直後はまだ染料が流出しやすい状態なので、染めた日は髪を洗ったりドライヤーをかけたりするのは控えましょう。

また、美容室でのケアは長期間続くものではないので、自宅でもトリートメントを習慣づけることが大切です。 トリートメントにも色々なタイプがあるので、髪質に合っていて、なおかつヘアカラーやブリーチ後に適したものを美容師に相談しながら選びましょう。

 

まとめ

黒髪を金髪にすると、地肌の色とのコントラストが少なくなるため薄毛が目立ちにくくなります。そのため、薄毛を何とか目立たなくしたい方は、ヘアカラーやブリーチで金髪にすることを選択肢のひとつに加えると良いでしょう。

ただし、ヘアカラーやブリーチは髪や頭皮に負担をかけることがあるため注意が必要です。特に、毛髪は薬剤を直接浸透させるので、適切なケアをしなければダメージを受けてもろくなりやすく、さらに髪のボリュームがなくなる可能性もあります。 それでも金髪に変えたい場合は、美容室でしてもらいましょう。髪や頭皮の専門知識があり、ヘアカラーやブリーチのテクニックもあるので失敗するリスクが低く、仕上がりもきれいになります。

髪色をあまり明るくしたことがない方は、金髪にするのは勇気がいると思いますが、薄毛が目立たなくなれば自信がつくかもしれませんよ。