おでこの薄毛はM字ハゲ?判断基準と対策

おでこの生え際が薄くなってきた方は、いわゆる「M字ハゲ」になりつつあるのか気になるのではないでしょうか。 そこで今回は、M字ハゲについて詳しく解説していきます。どのような状態だとM字ハゲと判断できるのかという基準や、おでこの薄毛を防ぐ対策法についても知ることができるので、おでこの薄毛が気になっている方は必見です。

おでこの生え際が薄い…これってM字ハゲ?

薄毛には色々なパターンがありますが、おでこの生え際が薄くなってきている場合はM字ハゲの兆候かもしれません。でも、おでこが少し広くなっただけではM字ハゲとは言い切れないので、ご紹介する判断基準を参考にしながらおでこの状態をチェックしましょう。

おでこの薄毛がM字ハゲか判断する方法

そもそもM字ハゲは、前から見たときに生え際がアルファベットのMになっている状態を指すので、抜け毛が増えてM字になっているならM字ハゲと判断できます。

もう少し詳しくいうと、M字ハゲは生え際の中央部分より両端部分(こめかみ付近)が特に大きく後退している状態です。そのため、薄毛の影響でおでこが広くなってきたとしても、生え際全体が同じように後退している場合はM字ハゲとは判断できません。

また、前頭部はおでこなのかハゲているのか境界線がわかりにくい部位なので、ある程度進行しないとM字ハゲかどうか見分けがつかないのがやっかいです。

そこで、M字ハゲかどうかを判断できる簡単なチェック方法をご紹介しましょう。顔と頭全体が映る鏡があればすぐにできます。

(1)鏡を見ながら目を大きく開き、眉毛を上に動かす

(2)おでこに寄ったシワのうち、一番上にできたシワの位置を確認する

(3)おでこの一番上のシワと、髪の生え際の間に指が何本置けるか確認する

ポイントはおでこの一番上にできたシワの位置で、そこが頭皮とおでこの境界線にあたります。顔の筋肉が動くと、おでこにはシワができますが、頭皮にはできないので、シワの位置が目安になるのです。 そして、生え際との間に指が1本置ける程度ならまだ大丈夫ですが、2〜3本分置けるようならM字ハゲの可能性があります。

 

そのおでこの薄毛AGAかも!?

おでこの薄毛は、AGAを疑った方が良いかもしれません。AGAは男性型脱毛症のことで、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの一種が原因で発症します。

M字ハゲもAGAの一種

いわゆるM字ハゲはAGAの一種です。男性特有の薄毛であるAGAには、頭頂部が薄くなるパターンや前頭部が薄くなるパターンなどいくつかの種類がありますが、前頭部がM字状に後退していくパターンも含まれます。

抜け毛が増えてきたらすべてAGAというわけではありませんが、M字ハゲであればAGAの可能性が高いと認識しておきましょう。

AGAかどうかの判断基準

おでこの薄毛がAGAかどうかは、以下の2点をチェックすればある程度判断できます。

・薄毛が目立つ場所

・薄毛部分の頭皮の見え方

AGAにはいくつかのパターンがあるとお伝えしましたが、後頭部や側頭部が薄くなっている場合はAGAの可能性は低いでしょう。AGAは、基本的に前頭部や頭頂部から薄くなっていくのが特徴です。まず、その部分の髪の毛のコシがなくなって細く柔らかくなり、おでこの生え際や頭頂部の抜け毛が増えていくケースが多いです。

また、AGAによる薄毛は頭皮が透けて見えるという特徴もあります。AGAは毛が抜けるだけではなく髪が細くなる傾向があるので、毛量がある程度あって頭皮が覆われていても隙間から地肌が見える状態になります。

M字ハゲになるAGAの原因

AGAでM字ハゲになる主な原因は、5αリダクターゼという物質にあると考えられています。5αリダクターゼは毛乳頭細胞に存在している酵素の一種で、男性ホルモンであるテストステロンと結合すると、薄毛を促進させるジヒドロテストステロン(DHT)が発生します。 5αリダクターゼには1型・2型の2種類あり、分布範囲が異なります。

おでこの生え際から頭頂部にかけては2型が多く見られますが、このタイプの分泌量が多い方はDHTの産生量も増えるため、M字ハゲになりやすいです。 5αリダクターゼの分泌量は人によって異なり、遺伝によってほぼ決まっていると考えられています。また、薄毛になりやすいかどうかは食生活などの生活習慣によっても左右されるので、対策法を次章でチェックしましょう。

 

おでこの薄毛の対策法

最後に、おでこの薄毛を防ぐのに有効な対策法をご紹介します。できることから始めて、M字ハゲの進行を食い止めましょう。

日常生活・食事を見直す

「薄毛対策をしよう!」と思ったら、まずは日常的な生活習慣や食事を見直すことから始めましょう。不規則な生活を続けていると、疲労やストレスによって自律神経やホルモンバランスが乱れ、発毛・育毛のサイクルにも悪影響を及ぼします。 特に、自律神経がうまく働かなくなると血流が悪化するので、頭皮や毛髪に必要な栄養素が供給できなくなり、抜け毛の増加を招いてしまいます。心身の疲労はため込まず、趣味や運動などでリフレッシュするようにしましょう。

また、体の成長や回復を促進させる成長ホルモンは寝ている間に大量分泌されるため、慢性的に睡眠不足の方は要注意。最低でも毎日6時間は眠るようにしてください。

健やかな頭皮や毛髪を保つには、食生活も重要なポイントです。タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランス良く摂取することは発毛・育毛に欠かせないので、外食が多い方やファストフードが好きな方は栄養バランスを意識した食事を心がけましょう。

育毛剤はミノキシジル配合のものがおすすめ

育毛剤を使う場合は、ミノキシジル配合のものを選びましょう。ミノキシジルには髪の毛が伸びる成長期をしっかり維持する作用があり、毛母細胞の分裂を活性化させておでこの生え際や頭頂部の発毛を促進します。

また、成長期が終わって休止期に入った髪の毛の毛包に働きかけて活性化させ、新たな発毛を促す作用もあります。ミノキシジルは、経口育毛剤の一種で5αリダクターゼの働きを抑える働きのあるフィナステリドと併用するとさらに効果的だといわれています。

改善を目指すならクリニックで相談

本格的におでこの薄毛を改善したい場合は、薄毛治療やAGA治療に特化した専門クリニックを受診しましょう。いきなり専門クリニックに行くのは抵抗があるという方は、一般病院の皮膚科に相談してみてください。

薄毛治療専門のクリニックでは、症状に合わせた薬の処方だけではなく、きめ細かなカウンセリングに基づいて食生活や生活習慣のアドバイスもしてもらえます。 クリニックによっては、治療の一環として頭皮の汚れ除去やマッサージを行っているところもあるので、薄毛に対して総合的にアプローチしたい方は専門クリニックがおすすめです。

 

まとめ

おでこの生え際の抜け毛が増えてきて、正面から見たおでこがアルファベットのMに見えるようならM字ハゲの可能性が高いです。 おでこと頭皮は境界線の見分けがつかないので薄毛を自覚しにくいですが、目を見開いておでこにシワを寄せたとき、一番上のシワよりさらに上に地肌が露出している場合はM字ハゲが進行していると思った方が良いでしょう。

M字ハゲは男性型脱毛症であるAGAの一種です。AGAはおでこの生え際や頭頂部の髪の毛が細くなり、薄毛部分の地肌が透けて見えるのが特徴で、主な原因は5αリダクターゼによるDHTの増加です。

AGAによる薄毛は遺伝的な要因が大きいといわれていますが、生活習慣も影響します。薄毛が気になる方は、規則正しい生活と栄養バランスのとれた食事を心がけてください。育毛剤を使うなら、髪の毛の成長を促すミノキシジル配合のものを選びましょう。 ご自身で対策するだけでは安心できない場合は、薄毛治療やAGA治療専門のクリニックを受診することをおすすめします。