薄毛にビタミンがよい理由!摂るべきビタミンの種類とは

薄毛を防ぐにはビタミンを摂取した方がよいそうですが、なぜビタミンが推奨されるのか気になりませんか?また、ビタミンと一口にいっても色々な種類があるので、いまいちピンとこないのではないでしょうか。 そこで今回は、ビタミンが薄毛対策によい理由を解説するとともに、ビタミンの種類ごとの働きや含まれる食べ物をご紹介していきます。

ビタミンが薄毛対策によい理由

ビタミンが薄毛対策によいとされるのは、ビタミンには髪の毛の成長をサポートする作用があるからです。 健全な発毛・育毛のためには色々な栄養素が必要ですが、タンパク質・亜鉛・ビタミンは特に重要だといわれています。頭皮や毛髪に対するそれぞれの栄養素の役割を確認していきましょう。

髪の毛のもととなるのはタンパク質と亜鉛

髪の毛をつくるにはタンパク質と亜鉛が欠かせません。つまり、体内でタンパク質と亜鉛が不足すると髪の毛を作ることができず、薄毛が加速するということです。

髪の毛の主な材料はケラチンというタンパク質の一種です。ケラチンの大部分は体内で合成できないアミノ酸によって作られているため、肉や魚、大豆製品などの食品から摂取する必要があります。 そして、亜鉛にはタンパク質の働きをサポートして髪の毛に変える作用があるので、タンパク質が充分にあっても亜鉛が不足していれば毛が生えてきません。

さらに、亜鉛は5αリダクターゼという薄毛を促進させる酵素を抑制する働きがあるため、抜け毛予防にも効果的なのです。亜鉛は牡蠣やレバー、煮干し、ナッツ類などに含まれています。

ビタミンはタンパク質と亜鉛の吸収を高める

タンパク質や亜鉛が髪の毛のもとになっているのに対し、ビタミンには頭皮環境を整える作用の他、タンパク質と亜鉛の吸収率を高める作用などがあります。

食事などから摂取した栄養素は、そのすべてが体内に吸収されるとは限りません。せっかく栄養豊富な食品を食べても、吸収されないまま体外に排出されてしまうようでは意味がなくなってしまいます。 その点、ビタミンは亜鉛やタンパク質の吸収率を高めてくれるので、一緒に摂取すれば栄養素を効率的に体内に取り込むことができます。

特に亜鉛は不足しがちな栄養素なので、ビタミンを積極的に摂取して吸収率を高めましょう。 薄毛対策に役立つ、ビタミンの種類ごとの働きについては次章で詳しく解説します。

 

薄毛対策のために摂るべきビタミンと含まれる食べ物

薄毛を防ぐのに効果的な主なビタミンは4種類あります。どのように薄毛予防に役立つのかという特徴と共に、含有量の多い食べ物もご紹介するので、ご自身の食生活と照らし合わせながらチェックしてください。

ビタミンA

ビタミンAには頭皮の新陳代謝を促す作用があります。頭皮は髪の毛が生える土壌なので、新陳代謝が滞ると発毛・育毛が阻害されてしまいます。また、細胞の酸化を防ぐ作用も期待できるので、髪を若々しく保つのにも役立ちます。

<ビタミンAの含有量が多い食品>

・肉、レバー類

・魚類

・乳製品

・緑黄色野菜(ニンジン・カボチャ・ホウレン草など)

ビタミンB群

ビタミンB群のうち、特に薄毛対策によいのはビタミンB2、B6、B7(ビオチン)だといわれています。これらは、髪の毛の細胞の代謝促進や血行促進、皮脂量のコントロールなど頭皮・毛髪の健康維持にさまざまな効果が期待できます。 また、ビタミンB7には毛髪づくりに欠かせないアミノ酸の代謝を促す他、コラーゲンの生成をサポートして丈夫な髪にする働きがあります。

<ビタミンB群の含有量が多い食品>

・レバー類

・魚類(特にマグロやカツオ)

・乳製品

・卵

・葉物野菜

・果物

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの生成をサポートし、コシのある太い髪の毛を作るのに役立ちます。また、抗酸化作用があるので頭皮の老化を防ぐ効果も期待できます。

<ビタミンCの含有量が多い食品>

・キウイ

・イチゴ

・柑橘類(レモン、オレンジなど)

・ブロッコリー

・ピーマン

ビタミンE

ビタミンEには毛細血管を広げて血流を促進させる効果があるので、頭皮や毛髪に必要な栄養素が行き渡りやすくなります。また、ビタミンEは薄毛を促進させる活性酸素を抑える作用もあるため、意識的に摂取すれば抜け毛予防にもつながります。

<ビタミンEの含有量が多い食品>

・ナッツ類 ・植物油(ひまわり油など)

・魚介類(うなぎやたらこなど)

・緑黄色野菜(ホウレン草やブロッコリーなど)

 

ビタミン剤・サプリも有効

ビタミンを効率よく摂取するには、ビタミン剤などのサプリメントを取り入れるのもおすすめです。 前章では、薄毛予防に有効な各種ビタミンが含まれる食べ物をご紹介しましたが、さまざまな食品をバランスよく食べ続けるのは難しい場合もあると思います。その点、サプリであればいつでも手軽に補給することができて便利です。

薄毛対策によいサプリの選び方

ドラッグストアなどには多種多様なサプリが市販されていますが、薄毛を防ぎたい場合は上記でご紹介したビタミン類の他、タンパク質の材料となるアミノ酸や亜鉛を中心に選びましょう。

基本的にこれらの成分がきちんと摂取できていれば、頭皮環境が整い、毛髪の健やかな成長が促進されるはずです。

なお、サプリには栄養素ごとに選べる単品タイプだけではなく、複数の栄養素をまとめて摂取できるマルチタイプもあります。 ご自身の食生活を振り返ってみて、不足している栄養素が特定できれば単品タイプのサプリでよいでしょう。補うべき栄養素がいくつもある場合は、マルチタイプのサプリの方が手軽にカバーしやすいかもしれません。

ビタミン剤・サプリを使用する際の注意点

ビタミン剤などのサプリメントは、あくまでも栄養を補うためのものなので症状を治療する医薬品とは役割が異なります。そのため、サプリを摂取したからといってすぐに毛が生えてきたり、抜け毛が劇的に減ったりするわけではないことを認識した上で利用しましょう。

また、サプリは過剰摂取にも注意が必要です。ビタミンなどの栄養素は体によいものなので多めに摂取したくなるかもしれませんが、栄養素によっては体調不良につながることがあります。 例えば、ビタミンAは摂取しすぎると頭痛や吐き気を引き起こすことがありますし、頭皮が乾燥して抜け毛を増やす可能性もあります。また、ビタミンBの摂りすぎは神経障害、ビタミンEの大量摂取は頭痛や胃もたれにつながるおそれがあるため要注意です。

食べ物であれば、特定の栄養素を摂取しすぎることはあまりありませんが、成分が凝縮されたサプリだとそのリスクがあります。サプリのパッケージには1日あたりの摂取量の目安が記載されているので、必ず守るようにしてください。

 

まとめ

薄毛を防ぐには、タンパク質や亜鉛といった髪の毛の材料となる栄養素の他、ビタミンを摂取することも大切です。ビタミンにはタンパク質や亜鉛の吸収率を高める働きがあるため、体外に排出されるのを抑えて効率的に体内に取り込むことができます。

また、ビタミンには頭皮環境を整えたり、毛髪の成長をサポートしたりする働きもあります。ビタミンの中でも、健やかな発毛・育毛に役立つのはビタミンA・B群・C・Eなので、含有量の多い食品を毎日の食事に取り入れるようにしましょう。

なお、色々な食品を摂取するのが難しい方や、食事の栄養バランスが偏りがちな方は、不足分をサプリメントで補給するのがおすすめです。ただし、サプリは手軽に補給できて便利ですが、薬ではないため即効性は期待できません。過剰摂取から体調不良につながることもあるので、摂取量の目安を守って適切に利用することが大切です。 不足しがちなビタミンを効率的に摂取して、薄毛予防に役立てましょう。