抜け毛の原因とは?シャンプー・運動不足など日常生活での原因から病気まで

抜け毛の原因にはどのようなものがあるかご存知でしょうか。シャンプーの仕方や運動不足など、気をつけなければ薄毛に繋がってしまう生活上のポイントについて解説していきます。また、病気による脱毛もあるので、それについても併せて紹介します。抜け毛となる根本原因について理解を深め、予防や対策に役立ててみてください。

日常の中にある抜け毛の原因となるもの

日常生活の中には抜け毛の原因となるものがたくさん潜んでいます。「こんなことが抜け毛を招くなんて」と思うようなことばかりなので、日常生活を送る上で注意したいポイントをまとめました。当てはまることが多いほど抜け毛リスクが高まるので注意しましょう。

食生活の乱れ・過度のダイエット

食生活の乱れや過度のダイエットによる栄養の偏りは抜け毛に繋がります。食生活の乱れや過度のダイエットでタンパク質が不足してしまうことは、すなわち毛髪の元となる成分が足りなくなることを意味します。タンパク質の不足で体毛を作る毛乳頭の機能は低下してしまい、毛髪への栄養も充分に行き渡らせることができなくなります。栄養不足となった毛髪は弱々しくなり、抜けやすくなってしまうのです。

乱れた食生活とは少々違いますが、食べ物同様に口にするものとして喫煙があります。これも抜け毛の原因になります。喫煙によって血管が縮んでしまうため、タンパク質不足と同様に血行が悪くなり、毛乳頭に栄養が充分に行き渡らなくなります。

運動不足

運動不足は肥満のリスクが高まると同時に抜け毛リスクも高くなります。それは肥満と抜け毛の間には密接な関係があるからです。

運動不足で太ってしまうことによる抜け毛要因はズバリ「血行不良」と「汗の質が悪くなること」です。 太ることにより血糖コントロールが上手くできなくなり、血管の詰まりが増加していきます。血管が詰まるということは血行不良になるということなので、食生活の乱れで説明したように毛乳頭へ充分な栄養が行き渡らなくなってしまいます。

汗の質低下は肥満や運動不足で汗腺の働きが悪くなることで起こります。通常ならば汗腺のろ過機能で水分量の多い汗が出るものなのですが、観戦機能が低下するとろ過しきれなかったミネラルが大量に混じることとなります。ミネラルが多く含まれた汗はベタつく性質を持っており、乾きにくくなるために細菌の増殖を招いて毛髪に悪い影響を与えてしまうのです。

睡眠不足

睡眠不足は成長ホルモンの分泌低下を招き、髪の成長に悪い影響があるといわれています。成長ホルモンは睡眠している間に体内で分泌されます。成長ホルモンはダメージを受けた細胞の修復を助け、代謝を促進する働きを持っています。その名のとおり、体の各部を成長させるために必要なホルモンで、発毛や育毛にも密接に関わっています。

睡眠中、成長ホルモンがもっとも多く分泌されるのは熟睡しているときです。眠りが浅かったり、短時間しか眠れなかったりすると成長ホルモンは充分に分泌されません。睡眠不足は次の項目で解説するストレスの原因にもなります。良い寝具を使うなどして質の良い睡眠が取れるように心がけてみましょう。

ストレス

ストレスでハゲるという言葉を耳にしたことはあると思いますが、これは冗談ではなく本当のことなのです。強いストレスを受け続けることによって、毛乳頭の機能は止まってしまいます。毛乳頭の機能が止まることにより、髪の毛は弱々しくなり、抜け毛が増えていきます。本来ならば抜けた後から新しい毛髪が生えてくるものなのですが、これも一時的に停止してしまうために頭がハゲていってしまいます。

また人によっては抜毛症にも繋がってしまいます。抜毛症とは、ストレスによって無意識に自分の毛髪を抜いてしまう癖が悪化した状態のことです。上手なストレス解消法を見つけて、心を健康に保つことも抜け毛対策といえそうです。

間違ったシャンプー

本来であればシャンプーは頭皮を清潔に保ち、抜け毛対策にもおすすめできる方法なのですが、間違ったやり方をしてしまうことで、かえって抜け毛を増やしてしまう可能性があります。

では間違ったシャンプーとはどのようなやり方をいうのでしょうか。

1つ目は朝シャンです。目覚めのシャンプーは気持ちがよく、寝ている間にかいた汗も落とせて清潔なイメージがありますが、ここに落とし穴があります。頭皮の皮脂は過度の紫外線から皮膚を守る役割を持っており、シャンプーによってこれを落としてしまうと、日中、紫外線のダメージを強く受けてしまいます。毛根が強く紫外線にさらされることにより、髪の毛の成長を阻害してしまうのです。

2つ目はリンスの使い方。リンスは髪の毛を保湿するためのもので、頭皮を保湿する働きはありません。むしろ油分を多く含んでいるものなので、頭皮に付着することにより頭皮の油分を過剰に増やしてしまいます。多すぎる頭皮の油分はフケなどのトラブルに繋がり、髪の毛に悪い影響を与えます。リンスは髪の毛だけにつけるようにし、頭に残らないようにしっかりと洗い流すことを心がけましょう。

 

病気が原因となっている抜け毛もある

抜け毛と一口にいってもその原因はさまざまで、病気が原因となっているものもあります。病気による抜け毛は生活習慣から起こるもの以上に根本原因を知らなければいけません。

AGA(男性型脱毛症)

男性ホルモンの過剰分泌で起こるのがAGAと呼ばれる男性型脱毛症です。男性ホルモンは体毛を濃くして男性らしい体のシルエットを生み出しますが、分泌されすぎるとかえって体毛に対して悪影響が起こるのです。

男性ホルモンの量が増えすぎると毛髪が成長しにくくなり弱々しくなっていきます。また、新しい毛髪も生えにくくなるので、じょじょに頭が薄くなっていきます。男性ホルモンの影響が出やすいおでこの生え際から頭のてっぺんにかけて症状が出るので、これらの部位が薄毛になってきた場合はAGAを疑いましょう。

円形脱毛症

円形脱毛症はストレスによって起こります。過剰にストレスを受けると毛乳頭が活動しなくなり、円形に頭髪が抜け落ちてしまいます

。円形脱毛症になると、徐々に髪がなくなるのではなく、突然抜け落ちてしまうのでショックを受ける人が多いようです。一箇所だけではなく、頭の複数箇所で発生することもあり、ひどいときには頭髪の全てが抜けてしまうこともあります。また頭髪以外の体毛で発生するケースもあります。

円形脱毛症は医師の診断を受けて適切な治療を行えば治る脱毛症なので、円形脱毛症の疑いがあるときは速やかに医師へ相談しましょう。

脂漏性湿疹による脱毛

フケやかゆみなど不快な症状を伴いながら脱毛するようであれば脂漏性湿疹を疑ってみましょう。脂漏症湿疹とはアレルギー症の一種で、過剰に分泌された皮脂でカビが繁殖することにより引き起こされます。また通常であれば皮膚の健康のために必要な常在菌ですが、皮脂の過多で繁殖しすぎると頭皮に湿疹ができる原因となります。

脂漏性湿疹と同様に、フケやかゆみ、赤い発疹が伴う脱毛の原因には皮脂欠乏性湿疹、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎などがあります。頭皮に少しでも異常を感じることがあったら皮膚科の医師に診てもらいましょう。

その他の病気や不調による脱毛

そのほかにも、さまざまな病気や体の不調で脱毛は起こるものです。水虫の原因である白癬菌が頭皮に感染すると簡単に毛髪が抜けてしまうなど、皮膚病が原因となっている場合もあります。健康な状態でも髪の毛は生え変わりのサイクルで抜けていますが、不自然な抜け方や抜け毛の量が急に増えた場合は早めに皮膚科の医師に相談するようにしましょう。

 

まとめ

抜け毛の原因について、日常生活の中で原因となるものや病気が原因のものまで解説してきました。薄毛に悩んでいる方で心当たりとなるものはあったでしょうか。

一部の病気は例外として、抜け毛のほとんどは血行不良や頭皮の乾燥、皮脂の増加によって起こります。ここで紹介したもの以外にも、同様の要因を招く行為や生活習慣が思い当たるならそれも要注意だといえるでしょう。この記事で解説した根本原因を参考に、今一度生活の見直しをしてみましょう。