育毛方法3種類を徹底解説!自分でできる育毛法と期待できる効果

日本人男性のうち、約26%の人が薄毛だといわれています。DANVI読者の中にも、「いつか自分も薄毛になるのではないか」と心配している方は多いことでしょう。薄毛を予防するには、できるだけ早く育毛をはじめることが肝要です。本文で解説する、「自分でできる3つの育毛方法」を実践してみてください。

そもそも育毛とは?育毛と発毛の違い

育毛方法の解説に入る前に、まずは「育毛」の定義を確認しておきましょう。「発毛」との違いや、育毛の目的を解説します。

育毛は「今生えている髪を育てる」もの

育毛とは、現在生えている髪を育てることを指します。薄毛部分に新しい髪が生えること、あるいはそのために行う対策は「発毛」であり、育毛とは異なります。 育毛で重要となるのは、現時点で生えている髪を太く、かつ長く育てることです。育毛によって正常なヘアサイクルを全うするまで髪を育てれば、脱毛した後も新しい髪が自然と生えてきます。

正常なヘアサイクルが保たれるように、髪を育て続けること。これが育毛の目的です。健康の維持と同様に、育毛にはゴールがありません。このため、育毛は日常生活の中で無理がないように継続していく必要があります。 以上の基本を踏まえたうえで、次節からは自分でできる育毛方法を詳しく見ていくことにしましょう。誰にでも実践しやすい育毛方法だけを解説するので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

 

自分でできる育毛方法(1)育毛をサポートする栄養素をとる

自分でできる育毛方法の1つめは、食事による栄養摂取です。食事に含まれる栄養素の中には、育毛をサポートしてくれるものがあります。育毛のために積極的に摂取したい3つの栄養素と、各栄養素を豊富に含む食べ物を見ていきましょう。

タンパク質

育毛をサポートする栄養素として、第1にあげられるのはタンパク質です。食事から摂取したタンパク質は体の中で再合成されて、髪の主成分である「ケラチン」を作り出します。

タンパク質をたくさん摂取できる食べ物といえば、生ハムや牛モモ肉などの肉類です。イワシの丸干しやスルメ、イクラなどの魚介類にも、タンパク質は豊富に含まれています。 このほか、きな粉や油揚げといった大豆製品や、パルメザンチーズ、プロセスチーズなどの乳製品もタンパク質が豊富です。

なお、肉類を食べる際は、なるべく脂身の少ない赤身肉を選んでください。肉の脂分を摂りすぎると、皮脂の分泌が過剰になって育毛の妨げになるので要注意です。

ビタミン類

各種のビタミン類には、育毛を間接的にサポートする働きがあります。とくに育毛に役立つのが、ビタミンB2やB6、ビオチン(ビタミンB7)などのビタミンB群です。

ビタミンB2は、皮膚の健康に関わる働きをもつ成分。髪の毛の土台である、頭皮の健康維持に欠かせません。 ビタミンB6は、食事で摂取したタンパク質の再合成をサポートする栄養素です。ビオチンにも、タンパク質から摂ったアミノ酸を合成して、タンパク質を作る働きがあります。 ビタミンB2は、乳製品やウナギ、卵などに多く含まれます。ビタミンB6を多く含む食品は、鶏肉やマグロ、バナナなど。ビオチンは、卵の黄身やアサリ、ナッツ類などに多く含まれています。

亜鉛

必須ミネラルの1つである亜鉛も、育毛をサポートしてくれる重要な栄養素です。亜鉛には、アミノ酸を合成して、髪の主成分であるケラチンを作る働きがあります。

亜鉛を含む食品の代表は牡蠣です。牛の赤身肉や豚のレバー、ビーフジャーキーなどにも、亜鉛は豊富に含まれています。

ただ、亜鉛は吸収率の低い栄養素であり、食事だけで毎日の必要量を満たすことは難しいかもしれません。仕事が忙しく、しっかりした食事が摂れない方は、亜鉛サプリを活用してみてください。 亜鉛サプリを利用すれば、推奨されている亜鉛の摂取量を簡単に満たすことができます。ただし、亜鉛には耐容上限量(安全に摂取できる上限量)があるので要注意。 1日の亜鉛摂取量が40mgを超えると、吐き気や貧血などの症状が現れる可能性があります。亜鉛サプリは、摂取量に注意して利用してください。

 

自分でできる育毛方法(2)頭頂部のリンパマッサージ

自分でできる育毛方法の2つめは、頭頂部のリンパマッサージです。マッサージといってもやり方は簡単ですし、毎日継続すれば育毛に役立ちます。リンパマッサージの効果と実践方法を、詳しく見ていきましょう。

リンパマッサージで期待できる効果

リンパマッサージには、老廃物の排出を促進する効果や、代謝の促進、血行増進などの効果が期待できます。リンパマッサージの意味を理解していただくために、まずは「リンパ」について解説しておきましょう。

リンパとは、リンパ管を流れる液体(=リンパ液)のこと。より正確にいうと、血液に含まれる液体成分が、リンパ管に吸収されたものがリンパです。 リンパには、細胞から排出された老廃物や細菌が混じっています。これらは「体のゴミ」であるため、「リンパ節」というフィルターを通してろ過されます。

ただ、リンパの流れはあまり強くありません。このため、リンパ節のろ過機能を強めるには、何らかの方法でリンパの流れを促す必要があります。 話をリンパマッサージに戻しましょう。マッサージによってリンパの流れをよくすれば、老廃物の排出が促進されます。結果的に代謝が活性化しますし、免疫機能の働きが高まり血行増進につながります。 血行増進は育毛の重要要素です。血行が高まると、髪の毛に養分が届きやすくなります。以上の理由から、リンパへのマッサージは育毛に役立つといえるのです。

リンパマッサージのやり方

育毛のためのリンパマッサージは、リンパ節のある位置を中心に行うことが肝要です。重点的にマッサージすべきポイントを、上半身と下半身、頭部に分けてチェックしてみましょう。

・下半身・・・ひざ裏、足の付け根

・上半身・・・腹部、ワキの下、鎖骨

・頭部・・・アゴの下、耳の前

上記の部位にはリンパ節があるため、マッサージすることによってリンパ液のろ過を促進できます。 リンパマッサージは、リンパの終着駅である鎖骨からはじめてください。続けてほかの部位をマッサージすることにより、高い効果を得やすくなります。

各部のマッサージは力が入りすぎないように、ソフトタッチでなでるように行いましょう。 各部のマッサージを終えたら、最後に頭頂部もマッサージしましょう。頭頂部のマッサージは、リンパが頭頂部に向かって流れるように行います。適度に指でマッサージしたら、最後に頭頂部を5秒間ほど指圧してください。

 

自分でできる育毛方法(3)育毛効果が認められた育毛剤を使う

育毛剤の使用も、自分でできる育毛方法の1つです。せっかく育毛剤を使うなら、医学的に効果が認められているものを選びたいところ。この節では、医学的に認められている育毛剤の種類と効果を解説します。

育毛効果が期待できるのはミノキシジル配合のもの

2018年現在において、医学的に育毛効果が認められている育毛剤は「ミノキシジル」配合のものに限られます。育毛剤の種類は無数にありますが、ミノキシジルが含まれていないものは、医学的な育毛作用が証明されていません。

市販のミノキシジル配合の育毛剤として有名なのは、大正製薬の「リアップ」です。1999年に登場して以来、リアップは日本唯一のミノキシジル配合育毛剤として市場を独占していました。 しかし、2018年8月には、同じくミノキシジル配合の後発薬「メディカルミノキ5」が登場。リアップのライバル製品として、多くの男性の注目を集めています。

ミノキシジル配合育毛剤の効果

ミノキシジルは、もともと高血圧の治療薬として研究が進められていた医薬品です。臨床試験のなかで発毛・育毛効果が発見されたことから、ミノキシジルは育毛剤として活用されるようになりました。

ミノキシジルの主な作用は、「頭皮の血流改善」「毛髪の成長因子の産生促進」「毛母細胞の減少抑制」の3つです。3つの作用の中でも、血流改善はとくに重要な作用だといえます。先にも触れたように、頭皮の血流が改善することにより、血液に含まれる養分が髪に届きやすくなるためです。

なお、ミノキシジルは医薬品であるため、副作用があります。主な副作用として確認されているのは、頭皮のかゆみや炎症、血圧低下など。副作用が出る確率は、リアップの場合で利用者の8%程度とされています

 

まとめ

今回解説した育毛方法は、3つすべてを組み合わせることで最大の効果を発揮します。食事とマッサージで育毛の土台をつくり、育毛剤で頭皮に刺激を与える。この組み合わせにより、自力でも高い育毛効果を得られるのです。ぜひ日常的に育毛方法を実践して、髪の健康を守ってください。