薄毛は食べ物で改善できる?効果的な食べ物7種

薄毛に良い食べ物があるという話をよく耳にしますが、はたして本当でしょうか。食べ物で薄毛改善できるならすぐにでも実践してみたいですよね。今回の記事では食べ物がどのくらい毛髪に影響をもたらすかを検証していきます。また効果的と言われている7種の食べ物についても解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

薄毛は改善できる?食べ物に期待する効果

結論を先に言うと、食べ物で直接的な改善を望むことはできません。しかし間接的であれば、頭皮や毛髪の健康をサポートすることができます。

食べ物でとる栄養が髪や頭皮の健康をサポートする

栄養バランスがしっかり取れている食事は、頭皮や毛髪を健康に保つためのサポートをしてくれます。食事の内容が良いと、健康的な体を作るための栄養素をしっかりと摂取できます。全身が良い状態に保たれれば、その一部である頭皮や毛髪も健康的になります。間接的ではあるものの、食べ物が毛髪に影響を及ぼすことは覚えておきましょう。

 

薄毛改善に役立つ食べ物

薄毛改善に役立つ食べ物を栄養素別に7種類ご紹介します。いずれも髪のために必要な栄養素なので、自分が不足していると思うものをチェックして、食生活の改善に役立ててみましょう。

肉類・魚・卵などタンパク質を多く含む食べ物

タンパク質は毛髪の基であり、健康的な髪を維持するために重要な栄養素です。毛髪は9割以上がタンパク質で作られており、食事でタンパク質が不足すると不健康な状態になってしまいます。

また、タンパク質は体全体に必要な栄養素でもあります。肉類・魚・卵には動物性タンパク質、大豆には植物性タンパク質が多く含まれています。多岐の食材に渡っているので、苦手な食べ物があってもタンパク質は充分に摂取することが可能です。タンパク質をしっかりと摂取して健康な体と髪を作りましょう。

牡蠣・レバーなど亜鉛を多く含む食べ物

毛髪はケラチンと呼ばれるタンパク質からできており、ケラチン生成のために重量な働きをしているのが亜鉛です。そのため、体内の亜鉛が不足すると髪の成長に悪い影響を及ぼし、抜け毛・薄毛を招くことになります。

栄養素は体内で生み出せるものと、食事からの摂取に頼らなくてはならないものに分かれますが、亜鉛は後者の栄養素に属します。亜鉛が豊富に含まれている食品の代表格はレバーや牡蠣なので、これらを食材にした料理を食べて亜鉛の補給を心がけてください。

カツオ・サバなどビタミンB群を多く含む食べ物

ビタミンB群には毛髪や皮膚を健康に保つ役割があります。体の働きを正常に保つために必要不可欠な栄養素ですが、他の栄養素を基にして体内で作ることができない栄養素でもあります。食事で摂取するしか方法はありませんので、ビタミンB群が含まれる食材はとくに意識して食事に取り入れるようにしましょう。

ビタミンB群の中でも「ビタミンB2」「ビタミンB6」「ピオチン」の3種は、毛髪のためにはとくに良いものだと言われています。ビタミンB2は細胞の新陳代謝のためによく、大豆や卵、レバーに多く含まれます。また、ビタミンB6はタンパク質の合成をサポートし、カツオやサバに多く含まれます。ピオチンはイワシやカレイに多く、タンパク質の代謝を手伝います。ビタミンB群として総合的に見ると、魚に多く含まれていることが多いので、日々の食事には魚料理を取り入れると良いでしょう。

乳製品などアミノ酸を多く含む食べ物

アミノ酸も髪の成分であるケラチンを生み出すための大切な栄養素です。ケラチン生成のために亜鉛を摂取していても、アミノ酸が不足してしまうと髪が作られにくくなるので、豊富にアミノ酸が含まれる食品も積極的に食べましょう。

乳製品はアミノ酸の摂取に最適で、その中でもチーズはアミノ酸の塊のような食品です。効果的にアミノ酸を摂取できるので、チーズは毎日の食事に欠かさないようにしましょう。

納豆・豆腐など大豆イソフラボンを多く含む食べ物

大豆イソフラボンは、髪にとってとても理想的な栄養素です。その名が示すとおり、豆腐や納豆などの大豆加工品に豊富に含まれています。

大豆イソフラボンが髪に良いと言われている最大の理由が「IGF-1の生成」と「エストロゲン様作用」です。IGF-1は発毛を促し、エストロゲン様作用は発毛サイクルの成長期を伸ばすとされています。発毛と育毛の両方に良い働きをしてくれるのが大豆イソフラボンなのです。

緑黄色野菜などビタミンAを多く含む食べ物

ビタミンAには血行を促進させる働きがあります。毛髪をしっかりと成長させるには、毛根へ酸素や栄養を充分に供給しなくてはなりません。そのためにもビタミンAは積極的に摂取したい栄養素だと言えるでしょう。

ビタミンAはレバーや乳製品に多く含まれていますが、過剰摂取してしまうと肝障害などの副作用を起こしてしまう心配があります。その点で緑黄色野菜はおすすめです。緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変わりますが、必要な量だけが変換されるのでビタミンAを過剰摂取してしまう心配はありません。ビタミンAは緑黄色野菜で補うようにしましょう。

ナッツ類などビタミンEを多く含む食べ物

ナッツ類には、毛細血管を広げてくれるビタミンEが多く含まれています。毛細血管が広がることで血流が良くなり、頭皮へ多くの栄養が運ばれることになるので、育毛のためには理想的な食べ物です。ナッツ類なら間食としてそのまま食べることができるので、手軽にビタミンEを摂取できるという点でもおすすめです。

 

食べ過ぎに注意!薄毛悪化の原因になる食べ物

髪に良いと言われている食べ物がある一方で、薄毛の悪化に繋がる食べ物もあります。食べないに越したことはありませんが、現実的には全く食べないというわけにもいきません。避けたほうがいい成分と、その成分が含まれる食品を覚えて、食べすぎることがないように注意しましょう。

インスタント食品などトランス脂肪酸が多い食べ物

トランス脂肪酸を摂取しすぎると血行不良を起こしやすくなります。薄毛を招く原因の一つに血行不良がありますので、トランス脂肪酸が多く含まれる食品はなるべく控えたほうがいいでしょう。トランス脂肪酸が多く含まれるのはインスタント食品で、ほかにもポテトチップやマーガリンなどにも添加物として使われています。

ハム・ベーコンなどリン酸塩が多い食べ物

色味を良くして長期保存できるようにするため、リン酸塩は添加物としてハム・ベーコンによく使われています。このリン酸塩を摂取すると、亜鉛が体に吸収されにくくなってしまいます。亜鉛は育毛を手助けする食品成分なので、その吸収を阻害するリン酸塩を多く含んだ食品は控えるべきだと言えるでしょう。

炭水化物やお菓子など糖質が多い食べ物

炭水化物やお菓子などの糖質が多い食品は毛髪にとって良いものではありません。

糖質が体に及ぼす悪影響は一般的に知られるようになり、糖質制限、糖質ダイエットという言葉も生まれました。この悪影響は毛髪にとっても例外ではなく、育毛にも良くないことが研究で明らかになりつつあります。

糖質が良くないと言われる理由は、体内のタンパク質が糖化するためです。糖化とはタンパク質の劣化現象で、劣化したタンパク質はAGEsと呼ばれる終末糖化産物として体外に排出されることなく蓄積されてしまいます。さらにAGEsはコラーゲンを糖花させ、頭皮を劣化させて硬い状態に変えてしまいます。ほかにもAGEsは毛母細胞の働きを抑制するなど、毛髪が健やかに育成できなくなる元凶となることが研究でわかってきたそうです。AGEsを増やさないためにも糖質の摂取は控えるようにしましょう。

 

まとめ

薄毛は食べ物で改善できるかを見てきましたが、食べ物に直接的な効き目はなく、間接的に育毛をサポートするものだとわかりました。とくに毛髪の成長を助ける栄養素を欠かさないようにすることは、日々の食生活で大切だと言えるでしょう。

栄養素はそれぞれ関係しあうことで体を形作っていくので、バランスよく摂取することを心がけなくてはいけません。ぜひこの記事を参考にして、これからの食事内容を見直してみてください。