薄毛はコラーゲン不足でも起こる!メカニズムと効果的な摂取方法

薄毛と言えば、AGAによるものと思われがちですが、実は頭皮環境が悪くなることでも髪が薄くなります。頭皮環境には様々な成分が関係しており、その1つがコラーゲンです。コラーゲンが不足すると、頭皮環境が悪化したり髪を作るために必要な細胞に問題が起きたりして、薄毛になるといわれています。コラーゲン不足による薄毛のメカニズムやコラーゲンの摂取について解説します。

薄毛とコラーゲンの関係

コラーゲンとは

コラーゲンは、タンパク質の一種です。身体の約20%を占めるタンパク質のうち、その約30%をコラーゲンが占めています。また、コラーゲンは全身に張り巡らされており、皮膚や軟骨、骨、血管、内臓などの中にもあります。さらに、肌の奥の層である真皮層の70%がコラーゲンで構成されているなど、人の身体に必要不可欠な成分となっています。

薄毛を招くのは17型コラーゲンの減少

コラーゲンには様々な種類がありますが、その中の「17型コラーゲン」の減少が薄毛を招きます。

コラーゲンは、体内で細胞同士を結びつける役割を果たしています。頭皮では、肌のハリを保つために必要であるため、コラーゲンが不足すると頭皮の弾力が失われ、刺激に弱い状態となるのです。

さらに、発毛に深くかかわる毛包幹細胞の維持にコラーゲンが必要であることが研究によって判明しており、コラーゲンが不足すると頭皮環境が悪化し、薄毛を助長することが懸念されます。毛包幹細胞は、細胞分裂によって髪を生み出す毛母細胞を生み出す重要な細胞です。そのため、コラーゲンは薄毛対策のために補給する必要があります。

加齢とともにコラーゲンは減少する

髪は、ヘアサイクルといって一定の周期で生え変わりをくり返しています。ヘアサイクルが進むことで毛母細胞が細胞分裂をくり返すと、DNAが少しずつ損傷されるのですが、若いうちは自己修復が可能です。

しかし、年齢を重ねるにつれて自己修復ができなくなり、その結果エラスターゼという酵素が毛包幹細胞中に発生します。そうすると、エラスターゼの影響でコラーゲンが分解されて減少すると考えられているのです。

 

コラーゲン維持のためにコラーゲンを摂取すべき?

コラーゲンを外部から補うことで、コラーゲン不足による薄毛を防げると考えられます。しかし、コラーゲンがそのままの形で身体に取り込まれるのではなく、アミノ酸に分解されます。アミノ酸はタンパク質の重要な構成成分であるため、薄毛対策に役立つとされています。コラーゲンは次のような食品に多く含まれています。

・動物性食品

牛すじ、豚バラ肉、手羽先や軟骨、鶏肉の皮や腱など

・海洋性食品

フカヒレ、サンマ、ウナギ、味などの皮や骨など

コラーゲンは食事・サプリだけでは不十分

コラーゲンを食事から摂るだけでは不十分なため、サプリを飲む方もいるでしょう。サプリを飲めば、1粒で多量のコラーゲンを摂ることができます。しかし、摂取したコラーゲンはアミノ酸に分解されてから吸収されるため、やはり大きな効果は期待できません。

ただし一部のコラーゲンのみ、そのままの形で全身へと行き渡ることが最近の研究でわかっています。とはいえ、一部のコラーゲンしかそのままの形で行き渡らないため、まだまだ不十分と言えるでしょう。

コラーゲン維持に重要となる「ビタミンC」

コラーゲンの摂取だけでは、薄毛対策にはなりません。重要なのは、コラーゲンの維持に必要なビタミンCを一緒に摂ることです。

ビタミンCには、コラーゲンの構造維持に必要な酵素をサポートすることで、コラーゲンを維持する働きがあります。どれだけコラーゲンを摂っても、ビタミンCが不足していれば薄毛は進行してしまうでしょう。

ビタミンCは、次のような食品に含まれています。

・野菜

多くの野菜に含まれていますが、その中でも含有量が多いのはパプリカやパセリ、ケール、芽キャベツなどです。

・果物

アセロラやレモンに多く含まれています。また、イチゴやカキにも含まれているため、様々な果物を食べるようにしましょう。外食続きの方は果物が不足しがちなので、意識的に摂ることが大切です。

ビタミンCを摂る際に注意したいのが、加熱や流水によって栄養が流れてしまうことです。できるだけ生で食べることと、水にさらす時間を短くすることが大切です。ビタミンCが不足しており、野菜や果物を食べる機会がない場合は、サプリを利用するといいでしょう。

 

コラーゲン維持のためには活性酸素対策も重要

コラーゲンを維持するためには、活性酸素の対策も必要です。そのメカニズムや対策方法について確認しておきましょう。

活性酸素がコラーゲン不足を招くメカニズム

活性酸素は、コラーゲンを変性させることで薄毛の悪化をもたらします。また、ビタミンCは活性酸素を除去する働きがあり、活性酸素が多量に発生することでビタミンCが多く消費されます。このように、コラーゲンの変性とビタミンCの消費によって、結果的に多くのコラーゲンが失われるのです。

活性酸素のもと!見直すべき生活習慣

活性酸素は、ストレスや喫煙、過度の飲酒、激しい運動などによって過剰に発生します。そのため、活性酸素の発生要因を解消することが大切です。具体的には、次のように見直しましょう。

・ストレス

ストレスの解消方法は、十分な睡眠や適度な運動、趣味を楽しむ、笑うなどです。特に、睡眠は毎日の習慣であるため、睡眠時間を十分に確保して、質も高めるようにすることをおすすめします。寝る前にテレビやスマホなど強い光の刺激を受けると、睡眠の質が低下します。間接照明をつけた薄暗い部屋で、読書などをして静かに過ごしましょう。

・喫煙

喫煙は、様々な病気のリスクも高めるため、できれば禁煙した方がいいでしょう。しかし、ストレス解消を目的に喫煙している場合もあるため、無理に止めることはできません。本数を少しずつ減らしましょう。また、禁煙外来で医師の協力を得ることも大切です。1人で禁煙するよりも、成功率が高くなります。

・過度の飲酒

1日1杯のビール程度では、過度の飲酒とは言えません。毎日のように何杯もお酒を飲む生活を続けている方は、1杯ずつ減らすようにしましょう。禁酒までする必要はなく、ストレスの状態を見つつ、適度に楽しむことが大切です。

・激しい運動

痩せたいからといって、激しい運動をしている方は注意が必要です。また、仕事で重労働をしている方は、プライベートでは身体を休めるようにしましょう。

生活習慣を整えることで、自律神経も整って薄毛対策の効果が高まることが期待できます。頭皮への血流がよくなり、育毛環境が整います。

 

まとめ

コラーゲンは、頭皮だけではなく全身の皮膚や臓器、骨、軟骨などに分布しています。そのため、生命維持に欠かせない成分と言えるのです。

コラーゲンをそのまま体内に取り込むことはできませんが、一部のコラーゲンに限り取り込むことが可能です。しかしながら、微量であるため大きな効果は期待できません。今あるコラーゲンの減少を抑えつつ、少しでもコラーゲンを増やすことが大切です。

コラーゲンの減少を防ぐために、ビタミンCを意識的に摂りましょう。ビタミンCは、コラーゲンの構造を維持する働きを持ち、コラーゲンの減少を抑えてくれます。 ビタミンCは、ストレスや喫煙、激しい運動などによって発生する活性酸素の影響で減少するため、普段から野菜や果物を意識的に摂り、ビタミンCが不足しないようにすることが重要です。

また、生活習慣を整えてビタミンCの減少を抑えるようにしましょう。生活習慣を整えることは、血流や代謝の観点から薄毛対策になると考えられています。薄毛対策の効率を上げるためにも、生活習慣と食習慣を整えるようにしましょう。

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