頭皮ケアのためのトリートメントとは

抜け毛や頭皮の荒れなどを見つけると、頭皮環境が気になりますよね。中には、トリートメントで頭皮ケアを行いたいと考えている方がいるのではないでしょうか。頭皮ケアを目的にトリートメントを行うときは、いくつかの点に注意が必要です。間違えた方法で行うと、頭皮にダメージを与えるかもしれません。このページでは、頭皮ケアのためのトリートメントを解説します。頭皮環境が気になる方は確認しておきましょう。

トリートメントの本来の目的は頭皮ケアでない?

頭皮ケアを目的にトリートメントを行いたい方は、トリートメント本来の目的を押さえておく必要があります。何気なく行うと逆効果になるかもしれません。トリートメントは、どのような目的で行うものなのでしょうか。

一般的なトリートメントの目的

私たちがトリートメントと呼んでいる製品の正式名称はヘアトリートメントです。英語の「treatment」には「治療」や「手当て」などの意味があるので、髪の治療や手当てを目的に使用する製品であることがわかります。

私たちの髪は、主にケラチンと呼ばれるタンパク質から構成されています。ダメージに強いといわれていますが、何度もパーマやカラーを行う、洗浄力の強すぎるシャンプーで洗う、間違えた方法でシャンプーする、間違えた方法でドライヤーを使用する、紫外線を浴びるなどにより傷みます。 傷んだ髪を放っておくと、ダメージはどんどん蓄積していきます。基本的に、一度、傷んだ髪の毛はもとの状態に戻りません。これ以上、傷みを進行させない目的で使用するのがヘアトリートメントです。

ヘアトリートメントは、油分や水分を補い傷んだ髪をつややかにします。と同時に、傷んだ髪に浸透し、タンパク質などの栄養を届けて補修します。この点がよく似た製品であるリンスと異なります。リンスは、髪の外側を覆い傷んだ髪の毛を美しく見せるものです。基本的に、栄養を届けて髪の毛を補修する働きはありません。

以上の働きからわかる通り、一般的なトリートメントは傷んだ髪のケアを目的に使用するものです。頭皮ケアを目的に開発された製品ではないので、頭皮環境の改善を期待して利用することはできません。

一般的なトリートメントは頭皮につけちゃダメ?

一般的なトリートメントの使用方法をみると次のように記載されていることが多いようです。

1.シャンプー後、髪の水気を軽くきる。

2.適量を手にとって髪全体に馴染ませる。

3.しばらく置いてからしっかりすすぐ。

以上を見てわかる通り、頭皮に塗布するとは書かれていません。一般的なトリートメントは、頭皮に塗布することを目的に作られていないのです。頭皮ケアを目的に、頭皮に塗布していると様々なトラブルを起こすかもしれません。具体的に、どのようなトラブルを起こす恐れがあるのでしょうか。

 

トリートメントが頭皮に悪影響になることも

頭皮ケアを目的に、一般的なトリートメントを頭皮に塗布していると頭皮環境が悪化するかもしれません。なぜ、トリートメントの使用で頭皮環境が悪化するのでしょうか。また、どのようなトラブルが起こりえるのでしょうか。続いて、これらについて解説します。

トリートメントの洗い残しで頭皮環境が悪化!

トリートメントを頭皮に塗布すると頭皮環境が悪化する理由は、トリートメントに油分が含まれているから。トリートメントには、傷んだ髪を保護するためたくさんの油分が含まれています。よって、頭皮にトリートメントを塗布すると、シャンプーで清潔にした頭皮を油分で覆うことになります。この油分が頭皮に残ると、毛穴を詰まらせる恐れがあります。 毛穴の詰まりは頭皮環境の悪化に結びつきます。雑菌の繁殖や頭皮の炎症、フケ、ニキビなどを引き起こす恐れがあるからです。

頭皮環境がひどく悪化すると、抜け毛が増える可能性もあります。もちろん、このようなケースは稀ですが、誤ったトリートメントの使い方を続けていると無縁とは言い切れません。

一般的なトリートメントを使用するときは、「適量」を「髪」に塗布することを心がけましょう。少しずつ毛先からつけていくと、適量を髪に塗布することができます。しっかりと洗い流すことも重要です。多少残した方が効果的と考える方がいるようですが、多くの製品はしっかりとすすぐことを推奨しています。頭皮への影響を考えると、この点は守るほうが良いでしょう。

使用頻度は、できれば毎日といわれています。日々の傷みを補修することが出来るからです。 一般的なトリートメントを頭皮に塗布する使い方は、誤った使用方法といえます。頭皮環境が悪化する恐れがあるので、十分に注意しましょう。

 

頭皮ケアならスカルプトリートメント

残念ながら、一般的なトリートメントを頭皮ケアに利用することはできません。頭皮環境が気になる方は、どのような頭皮ケアに取り組めばよいのでしょうか。お手軽に頭皮ケアを行いたい方にお勧めの方法がスカルプトリートメントです。スカルプトリートメントとはどのようなものなのでしょうか。

頭皮ケアによい「スカルプトリートメント」とは

スカルプトリートメントとは、スカルプケアに特化したトリートメント。メディアなどで報じられることが多くなった「スカルプ」は「頭皮」を意味します。つまり、スカルプトリートメントは頭皮ケアを目的に開発されたトリートメントです。

現在では、様々な商品が発売されているので、ドラッグストアやネット通販などで購入することができます。スカルプトリートメントには、どのような効果を期待できるのでしょうか。

スカルプトリートメントに期待できる効果

スカルプトリートメントに期待できる効果は製品により異なります。頭皮の汚れを浮かせる効果や頭皮と髪の潤いを守る効果などを期待できる製品が多いようです。いずれにせよ、頭皮環境を整える目的で使用できますが、期待できる効果は微妙に異なるので製品の特長を理解してから選ぶとよいでしょう。

スカルプトリートメントにプラスしたい効果が頭皮の血行改善です。スカルプトリートメントを使用するときに、頭皮をマッサージすることで血行を改善することができます。髪は、頭皮を流れる血液から成長に必要な栄養や酸素を受け取っているので、頭皮マッサージにより育毛効果も期待できます。スカルプトリートメントを使用するときにあわせて行うとよいかもしれません。

参考に、頭皮マッサージの行い方を紹介します。

1.頭皮全体にスカルプトリートメントを塗布する。

2.両手の指の腹を生え際に置き、頭頂部へ向かって優しく滑らせる。

3.両手の指の腹を生え際に置き、頭頂部へ向かって優しくマッサージする。

4.側頭部、後頭部も同様に行う。 (※スカルプトリートメントにマッサージ方法が記載されている場合はそちらに従ってください。) ス

カルプトリートメントで頭皮ケアをするときに注意したいのが使用方法です。スカルプトリートメントの使用方法は製品により大きく異なります。一般的なトリートメントと同じくシャンプー後に使用する製品もあれば乾いた髪に使用してからシャンプー、コンディショナーなど通常のヘアケアを行うもののあります。推奨される使用頻度も製品ごとに異なるので、スカルプトリートメントで頭皮ケアする前に使用方法や注意点などを確認しておきましょう。

 

まとめ

一般的なトリートメントの使用目的は、頭皮ケアではなくヘアケアです。健康な髪を維持する目的で使用します。頭皮ケアには使用できないので注意しましょう。それどころか、頭皮へ塗布すると頭皮環境を悪化させる恐れがあります。一般的なトリートメントに含まれる油分が毛穴と詰まらせてしまうからです。トリートメントで頭皮ケアしたい方は、スカルプトリートメントを使用しましょう。頭皮ケア用に開発されているので安心して利用できます。様々な製品が登場しているので、自分に合っているものを探してみてはいかがでしょうか。