プロペシアは皮膚科で処方!費用は皮膚科と専門クリニックで違う?

世界初のAGA治療薬プロペシアは、AGA専門クリニックで処方を受けられます。ただ、専門クリニックに敷居の高さを感じて、一般的な皮膚科でのプロペシア処方を希望する方も多いはず。プロペシアは、皮膚科でも入手できるのでしょうか。AGA専門クリニックで処方を受ける場合との、費用の違いも気になるところです。疑問の答えを本文で探っていきましょう。

AGA治療薬・プロペシアは皮膚科で買える?

本文のはじめに、皮膚科におけるプロペシアの取り扱いの有無を確認しておきましょう。

プロペシアは皮膚科などでの医師の処方が必要

結論からいうと、皮膚科でもプロペシアは入手できます。付け加えていうなら、内科系の医院や診療所でも、プロペシアは入手できる場合があります。 ただし、上記の医療機関に行けば確実にプロペシアを購入できるのかというと、そうではありません。プロペシアは処方箋医薬品であり、医師の処方箋なしで購入することはできないのです。この事情は、AGA専門クリニックでも変わりません。

プロペシア処方の是非を決める基準は、医療機関ごとに異なります。処方前に精密な検査を行う医院がある一方で、簡単な問診だけで処方を行う医院も少なくありません。この点については、後ほど詳しく解説します。

皮膚科に行かずプロペシアを個人輸入した場合のリスク

皮膚科やAGA専門クリニックなどに行かずに、プロペシアを手に入れる方法も存在します。その方法とは、個人輸入です。海外から個人輸入することにより、医師の処方箋なしでプロペシアを入手できるのです。

プロペシアの個人輸入に、特別な知識や英語のスキルは必要ありません。近年はインターネットの発達により、個人輸入代行業者を通じて、通販感覚でプロペシアを入手できるようになっています。 ただし、プロペシアの個人輸入には、いくつかのリスクがともなうので要注意です。

まず、個人輸入したプロペシアで健康被害が生じた場合、「医薬品副作用被害救済制度」の適用を受けることができません。 医薬品副作用被害救済制度とは、医薬品の適正な使用により健康被害が生じた場合に、医療費の給付を受けられる制度です。国内で処方されたプロペシアで健康被害が生じた場合は、この制度により治療費をまかなうことができます。 一方、個人輸入したプロペシアには、上記制度は適用されません。個人輸入で手に入れた薬の使用は、完全に自己責任で行う必要があるのです。

もう1点、プロペシアの個人輸入で注意したいのが、粗悪な偽造薬の存在です。個人輸入で手に入れたプロペシアが、確実に正規品であるという保証はありません。 WHO(世界保健機関)では、発展途上国に流通する医薬品について、その10%は偽造薬だと発表しています。プロペシアを個人輸入した際に、発展途上国より偽造薬が届く可能性はゼロではありません。 偽造されたプロペシアは、まったく効き目がないばかりか、発がん性物質が含まれている可能性があります。当然ながら、個人輸入した偽造薬によって健康被害が生じても、前述の医薬品副作用被害救済制度は適用されません。

以上のようなリスクがあるため、プロペシアの個人輸入は控えたほうが賢明です。インターネットには薬の個人輸入を推奨するようなサイトが散見されますが、こうしたサイトの情報を鵜呑みにすることは避けましょう。

 

プロペシアを皮膚科で処方してもらった場合の費用

皮膚科でプロペシア処方を受ける際の費用は、AGA専門クリニックでの処方費用と異なる場合があります。皮膚科におけるプロペシア処方の費用について、詳しく見ていきましょう。

プロペシアの皮膚科での費用相場

皮膚科でのプロペシア処方の費用は、初診の場合で7,000〜15,000円程度が相場です。この金額には、診察料や検査費用が含まれています。

上記のように相場費用の幅があるのは、初診で行う検査内容が医院によって異なるためです。また、プロペシアの薬剤費も、医院によって異なります。プロペシアの処方は健康保険が利かない「自由診療」で行われるため、検査費用はもとより、薬価(薬の価格)も病院が自由に決められるのです。

ここで、皮膚科でのプロペシア処方費用の一例をあげてみましょう。

とある皮膚科では、初診の患者に対するプロペシア処方費用を13,600円としています。費用の内訳は、以下のとおりです。

・初診料・・・3,000円

・薬剤費・・・7,000円

・血液検査料・・・3,600円

この医院の場合、3ヶ月以内に行った血液検査の結果を持参することにより、血液検査を省略できます。

次に、上記とは別の医院における、プロペシア処方費用を見てみましょう。

・診療費・・・1,080円

・薬剤費・・・370円(1錠あたり)

この医院の場合は、プロペシアの薬剤費を1錠単位で設定しています。検査費用の設定はありません。このため、1ヶ月分(28錠)のプロペシアの処方を11,440円で受けられます。

先にも触れましたが、プロペシアの処方前に行う検査の内容は、医院ごとに異なります。2番目の例にあげた医院のように、検査費用の設定がない院も少なくありません。こうした医院では、問診だけでプロペシアの処方を受けられるため、費用が比較的安くつきます。

皮膚科と専門クリニックのプロペシアの費用の違い

皮膚科とAGA専門クリニックでは、プロペシアの処方を受けるためにかかる費用が異なります。AGA専門クリニックでのプロペシア処方費用の相場は、10,000〜32,000円。皮膚科での処方とくらべると高額です。

費用が皮膚科とクリニックで違う理由

上述のとおり、皮膚科とAGA専門クリニックでは、プロペシアの処方に要する費用が大きく違います。専門知識をもつ医師による診察や検査を行うため、AGA専門クリニックのプロペシア処方は費用が高額なのです。

たとえばAGA専門クリニックでは、初診の際に血液検査とあわせて遺伝子検査を行う場合があります。これは、遺伝子情報から、その患者にとって適切な治療方法を導き出すためです。 このほかAGA専門クリニックでは、より積極的に発毛を促すための治療を行う場合があります。ただプロペシアを処方するだけでなく、プラスアルファの治療を行う場合があるため、AGA専門クリニックの処方費用は高額なのです。

 

皮膚科でも処方可!プロペシアのジェネリック医薬品がお得

AGA治療に対応している皮膚科では、プロペシアのジェネリック医薬品を取り扱っている場合があります。ジェネリックを利用すれば、AGA治療の薬代を安くすることが可能。プロペシアのジェネリックについて、詳しく見ていきましょう。

プロペシアのジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とは、新薬の成分特許が切れることにより、メーカーを問わず製造が可能となった医薬品のこと。ジェネリック医薬品の有効成分は新薬と同じであり、効き目も基本的に新薬と同じです。それでいて開発費を安く抑えられることから、ジェネリック医薬品は新薬よりも低価格で販売されます。

プロペシアの主成分は「フィナステリド」であり、そのジェネリック版にも同じ成分が使用されています。皮膚科で処方されるプロペシア・ジェネリックとしてメジャーなのは、「ファイザー」「サワイ」「トーワ」の3つです。 このほか医院によっては、「クラシエ」「武田テバ」「FCI」といった名称のプロペシア・ジェネリックを処方している場合があります。

これらジェネリックはいずれも大手製薬会社が開発したものであり、安全性はプロペシアと変わりません。

ジェネリック医薬品でどれくらい費用は抑えられるのか

上記のとおり、ジェネリック医薬品は新薬よりも安価な医薬品です。プロペシアの代わりにジェネリック医薬品を利用することで、どのぐらい薬代を抑えられるのでしょうか。

メジャーなプロペシア・ジェネリックの相場価格を見てみましょう。

・ファイザー・・・4,300円〜4,800円

・サワイ・・・4,300円〜4,500円

・トーワ・・・4,300円〜4,800円

上記はいずれも、1ヶ月分(28〜30錠)の処方を受けた場合の価格です。どのジェネリックも、相場価格は4千円台後半。これに対してプロペシア1ヶ月分の相場価格は、6,700〜8,000円です。 ジェネリック医薬品を利用すれば、プロペシアの処方を受ける場合とくらべて、1ヶ月あたりの薬代を2千円以上節約できます。

AGAを改善するには、長期間にわたる治療薬の服用が必須。プロペシア・ジェネリックを活用することにより、AGA治療にかかるトータルの費用を大きく抑えられます。

 

まとめ

プロペシアの処方を受ける医院として見た場合、皮膚科とAGA専門クリニックにはそれぞれにメリット・デメリットがあります。皮膚科は処方費用が安くつく一方で、専門クリニックのような検査や治療は受けられません。 対するAGA専門クリニックは、高度な治療が受けられる反面、費用が高額です。プロペシアの入手先は、こうした長所と短所を考慮したうえで選んでください。