増毛のデメリット3つ!地毛への影響もある?

手っ取り早く毛髪を増やす手段に増毛があります。増毛を検討したときにまず気になることは費用面に関することではないでしょうか。この記事では増毛する場合に必要となる初期費用や、施術後に維持していくためのメンテナンス費用について解説していきます。また、増毛と混同しがちな植毛についての解説も併せて行いますので、ぜひ最後までお読みください。

地毛とどう違う?まずは増毛のしくみを知ろう

増毛のデメリットをみていく前に、まずは増毛のしくみについてご説明します。

増毛とはどんなもの?

増毛は、人工的につくられた髪の毛(人工毛)を使って髪を増やす方法です。薬などによる薄毛治療で地毛を増やそうとすると月単位・年単位の時間を要しますが、増毛は施術が終われば髪が増えているので、短期間でボリュームアップしたい人に適しています。

増毛には以下のような3つの方法があります。

・結毛式:自分の髪の毛(自毛)1本1本に人工毛を結び付ける方法

・編み込み式:専用の糸を編み込んだ土台を頭皮につくり、人工毛を編み込んでいく方法

・接着式:すでに人工毛が付いている特殊なシートを頭皮に接着させる方法

最もポピュラーなのが結毛式で、結び付ける人工毛の量を部位によって調節できるため自然な仕上がりになります。編み込み式は土台があるのでズレにくく、接着式は自毛がなく結毛式ができない部位でも増毛できるというのが特徴です。

 

増毛のデメリット(1)定期的なメンテナンスが必要

増毛の特徴を踏まえた上で、次に気になるデメリットをみていきましょう。まず把握しておきたいのは、増毛には定期的なメンテナンスが必要だという点です。

増毛にメンテナンスが必要な理由

増毛はすぐに効果を実感できるところが大きな魅力ですが、その一方で定期的なメンテナンスが必要となります。なぜメンテナンスが必要かというと、自毛が伸びてくると増毛部分の見た目が不自然になってしまうからです。

上記でご説明した増毛方法のうち、結毛式と編み込み式は自毛を利用しているので、髪が伸びてくると結び目が浮き上がってしまいます。そのため、結び目の位置を調整したり、結び直したりする作業が欠かせません。 また、増毛に使用する人工毛は経年劣化するため、時間の経過とともにもろくなり、切れてしまうことがあります。他にも、髪をとかすときや髪をかきあげるときに、手やクシが結び目に絡まって切れたりすることもあるため、必要に応じてメンテナンスしなければなりません。

シートを頭皮に接着させる接着式は、蒸れたり汚れたりして粘着力が低下するため、貼り直しやシートの交換作業が必要となります。 増毛には専門技術が必要なので、自分でメンテナンスするわけにはいきません。そのため、何らかの不具合が生じたらその都度サロンに行くしかない、というところは不便かもしれません。

増毛のメンテナンスの頻度

増毛のメンテナンスに適した頻度は人によって異なりますが、目安は月1回程度です。 髪の毛は1ヶ月あたり約1センチ伸びます。それくらいで「浮いてきたな」と感じる方は、月1ペースを目安にメンテナンスすれば自然な見た目を維持しやすいでしょう。

ただ、髪が短いと数ミリ浮いただけで違和感を覚えることがあるため、1〜2週間ごとにメンテナンスに通っている人もいます。反対に、髪が長い人や、増毛部分が少ない人などは3〜4ヶ月経っても問題ない場合もあるようです。 増毛は1回施術を受けたら終了、というわけにはいかないため、定期的に通いやすい場所にあるサロンを選ぶようにしましょう。

増毛のメンテナンスにかかる費用

増毛メンテナンス費用は、メンテナンスの範囲・程度やお店によっても異なるため一括りにはできませんが、月1回あたり1万円前後みておくとよいでしょう。

ただし、メンテナンス料金とは別に月額費用や年会費用がかかるサロンもあるので、増毛を検討する際は総額を把握しておくことが大切です。単純に、初回の増毛料金+メンテナンス料金というわけではないので、プランによっては月3万円以上かかる場合も。

初回の仕上がりに満足しても、メンテナンス費用が予算オーバーだとせっかくの増毛が台無しになってしまいます。増毛を始めるときは、月間・年間の予算に合うサロンかどうかを確認しましょう。

 

増毛のデメリット(2)髪色を変えられない

増毛をすると、カラーリングなどで髪色を自由に変えることが難しくなります。せっかく髪の毛が増えたのだから、髪色も変えておしゃれを楽しみたいという人もいると思いますが、増毛は髪を染めるのには不向きです。

増毛は人工毛のためカラーリングができない可能性あり

増毛だとカラーリングができなくなる可能性があるのは、人工毛を使っているからです。

増毛に用いられる人工毛の主な素材はポリエステルで、美容院などのカラーリング剤などでは染めることができません。また、カラーリング剤の成分によって人工毛が劣化したり、見た目の質感が変わってしまったりする可能性もあるためリスクが高いです。

人工毛の色は、自分の本来の髪色に合わせて最初に選ぶことができますが、それ以降は人工毛を付け直さない限り、基本的に変えることはできません。人工毛の量が少なければ、自毛にカラーリングをしても違和感なく仕上がる可能性もありますが、上記のリスクを考えるとおすすめできません。 カラーリングに興味のない方にとっては問題ないでしょうが、自由に髪色を変えたい人にとってはカラーリングしにくいことはデメリットといえるでしょう。

 

増毛のデメリット(3)地毛への影響

3つ目のデメリットは自分の髪の毛に与える影響です。

薄毛の根本改善にはならない

増毛は手軽に薄毛対策ができる有効な手段ですが、薄毛の根本的な改善にはならないというところは注意点として認識しておきましょう。

男性によくみられる薄毛の症状は、病院やクリニックで適切な治療を受ければ薬などが頭皮や髪の毛に作用し、発毛が促されて改善する可能性があります。それに対し、増毛は人工毛を使って髪を多く見せるしくみなので、薄毛の症状自体を改善させる効果はありません。 薄毛の進行を増毛によって止めることはできないので、そのまま薄毛が進んでしまう可能性があります。

地毛への負担・抜けてしまう可能性

増毛をすると、地毛に負担を与えて抜けてしまう可能性があります。 人工毛は1本あたり1グラムもないため、人工毛自体が過度に負荷をかけることはないでしょう。でも、髪の毛1本ずつに人工毛を結びつけたりする施術による負荷はあるかもしれません。

また、薄毛部分に残っている髪の毛は、すでに弱っていて抜けやすくなっている可能性もあるため、ちょっとした刺激が加わるだけで簡単に抜けることがあります。初回の増毛時は大丈夫でも、薄毛が進行するにつれて増毛部分の髪の毛も弱くなっていくことがあるので、人工毛の重さに耐えられなくなる可能性も考えられます。

まとめ

増毛は手軽に髪の毛を増やすことができる有効な手段ですが、デメリットもあるため注意が必要です。 まず、増毛は一度施術を受けたら終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要なので、その都度費用や時間を要します。専門技術が必要な増毛はセルフメンテナンスができないため、自毛が伸びてきたり、人工毛が劣化したりする度にサロンに行かなければなりません。

また、人工毛はカラーリング剤などで染めにくく、成分の影響で劣化する可能性もあるため、髪色を変えたい人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。さらに、増毛はもともと生えている髪の毛に負担をかけ、抜けやすくすることもあるため、薄毛を促進する可能性も否めません。 増毛に興味のある方は、このようなデメリットがあることを理解した上で検討しましょう。