薄毛改善の方法まとめ~治療から食事・シャンプーの見直しまで

薄毛には様々な種類があり、治療法も異なります。また、薄毛の原因は病気や頭皮環境の乱れなどですが、医療機関での治療と自宅でのケアの両方が必要です。まずは、薄毛の原因を突き止めるために、医療機関を受診しましょう。ここでは、薄毛改善の方法について、治療から食事、シャンプーの見直しまで詳しく解説します。

薄毛改善の基本は早めの治療

薄毛を改善するためには、基本的に早めに治療を受ける必要があります。治療が遅れると薄毛が改善するまでに時間がかかるばかりか、薄毛によってストレスが溜まってしまうでしょう。ストレスも薄毛に繋がるため、できるだけ早く対処することが大切です。薄毛には、AGAや円形脱毛症、その他の病気によるものがあります。医療機関を受診して原因を突き止め、適切に対処していきましょう。

AGAによる薄毛の場合の治療

AGAは、男性型脱毛症といい、男性特有の脱毛症です。生え際や頭頂部から薄くなり、少しずつ範囲が広がっていきます。放置すると進行するため、早めに対処することが大切です。

AGAによる薄毛には、プロペシアやミノキシジル、自毛植毛、メソセラピーなどの治療法があります。

・薬物療法

プロペシアやミノキシジルは、薄毛の改善が期待できる薬です。プロペシアは、AGAの発症に深く関わっているジヒドロテストステロンの生成に必要な5αリダクターゼII型の働きを防ぎ、AGAの進行を抑えます。ミノキシジルは、髪の成長期の延長作用や髪の生成の促進作用によって、薄毛を治療する薬です。どちらも、元々は別の病気の治療薬として開発されていましたが、薄毛改善の作用がみられたことから、AGAの治療薬として用いられるようになったのです。

・自毛植毛

AGAの影響を受けにくいところの髪を薄毛の部分に移植する治療法です。人工毛を使った方法もありますが、拒絶反応のリスクが高いため、現在ではほとんど行われていません。自毛植毛であれば、自分の髪を移植するため、高い生着率が期待できます。また、生着すれば通常通りに生えてくるようになり、カラーやパーマも可能であるなど、メリットが多い治療法です。

・メソセラピー

注射器などで頭皮に薬を直接注入します。プロペシアやミノキシジルの他、ビタミンや亜鉛など髪の成長に関わる栄養、成長を促す成長因子などを配合したカクテルを使用することが一般的です。

円形脱毛症による薄毛の場合の治療

円形脱毛症は、ある日突然髪が円形に抜け落ちる病気です。様々なパターンがあり、全身の毛が抜け落ちるものもあります。範囲が小さい場合は、ステロイドや塩化カルプロニウムを塗ったり、グリチルリチンやセファランチンを服用したりします。長引く場合は、ステロイドを患部に注射することもあります。

また、急速に拡がる場合には、ステロイドを内服することが有効です。ただし、長く続けると副作用が懸念されるため、2~3ヶ月を目安に服用を中止します。

広範囲の脱毛が6ヶ月以上続く場合には、局所免疫療法を行います。人工的に患部に炎症を引き起こす治療法です。弱い炎症をくり返すことで、円形脱毛症が改善する可能性があります。ただし、治療を中止すると再び脱毛するため、数年にわたって治療を続けることになる場合もあり、よく検討しなければなりません。

その他の病気による薄毛の治療

膠原病(こうげんびょう)や鉄欠乏性貧血、甲状腺機能低下症などでも薄毛が起こることがあります。膠原病は抜け毛が増えるようになります。膠原病には様々な種類があり、治療法が確立されていないものも少なくありません。

また、鉄欠乏性貧血では、髪全体のボリュームが減ります。その他、鉄不足による赤血球やヘモグロビンの減少により、倦怠感やイライラ、気分の落ち込みなどが現れます。

甲状腺機能低下症では、甲状腺ホルモンの分泌が減少することで、細くて乾燥した抜け毛が増えます。全身の倦怠感やむくみ、冷え、便秘などの症状も現れた場合は注意が必要です。

 

AGAによる薄毛は日常生活の見直しで改善も可能

AGAによる薄毛は、日常生活を見直すことで改善が期待できます。治療と並行して、次のような生活習慣を心がけましょう。

薄毛改善に役立つ食事

髪の材料となるタンパク質、タンパク質を合成する亜鉛、髪を維持するビタミンB群を意識的に摂りましょう。

タンパク質は、牛・豚・鶏・羊・馬などの肉や魚、卵、納豆、豆腐、ナッツなどから摂れます。亜鉛は、牡蠣や豆類、鶏肉、赤身肉、ナッツ類に含まれています。

ビタミンB群には、B2・B6・ビオチンなどがあり、多く含まれている食品は次のとおりです。

・ビタミンB2

レバー、大豆、卵

・ビタミンB6

肉、青魚、カツオ、レバー

・ビオチン

カレイ、イワシ、レバー

レバーには、タンパク質も豊富に含まれているため、薄毛改善に必要な栄養を効率的に摂れます。

薄毛改善に役立つ運動

一件、薄毛と運動は無関係に思えるかもしれませんが、密接に関係しています。髪の生成に欠かせないタンパク質や亜鉛、ビタミンB群などは、血液によって髪を作る細胞に運ばれます。血液は筋肉によって運ばれるため、運動不足によって筋肉が衰えると、血行不良になるのです。

また、冷えも血行を悪くすることに繋がります。運動を習慣づけることで、筋肉の衰えを防ぎ、冷えの改善が期待できます。

薄毛改善に役立つシャンプー

シャンプーの使い方を間違えると、薄毛を招く恐れがあります。頭皮の汚れを落とすことは大切ですが、洗浄力が強すぎるシャンプーでゴシゴシと爪を立てて洗うと、頭皮がダメージを受けてしまいます。次のような方法で正しく洗いましょう。

(1)ブラッシング

ブラッシングには、髪の毛の絡まりを解く役割があります。シャンプーのときに絡まりを解くと、髪が引っ張られてダメージを受けてしまいます。

(2)髪をしっかり濡らす

頭皮まで十分に髪を濡らしましょう。髪や頭皮が濡れていないと、シャンプーがよく泡立たず、髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。

(3)シャンプーを泡立てる

手のひらでシャンプーをしっかり泡立て、髪にもみこみましょう。

(4)マッサージの要領で洗う

指の腹でマッサージするイメージで洗いましょう。爪を立てると頭皮を傷つけてしまいます。

(5)十分に洗い流す

シャンプーが残らないように、しっかり洗い流しましょう。

薄毛改善に役立つサプリメント

薄毛改善に役立つサプリメントはありません。ただし、普段の食事で補いきれないタンパク質や亜鉛、ビタミンB群などをサプリメントで補うことは有効です。外食が続いており、なかなか栄養バランスのとれた食事ができないといった場合には、足りない栄養素を補えるサプリメントを飲みましょう。

サプリメントは1錠あたりの成分の含有量が多いため、簡単に過剰摂取になってしまいます。足りていない量を確認したうえで、適量を飲むようにしましょう。

 

まとめ

薄毛改善のためには、まずAGAや円形脱毛症、膠原病、鉄欠乏性貧血、甲状腺機能低下症などについて調べることが大切です。原因に合わせて適切に治療することで、薄毛の改善が期待できます。

薄毛の多くはAGAが原因とされています。プロペシアやミノキシジルによる薬物療法、自毛植毛、メソセラピーなどが一般的に行われている治療法です。円形脱毛症は、外用薬と内服薬による治療が行われますが、広範囲の場合は、ステロイドの内服や局所免疫療法などを検討することになるでしょう。

また、AGAによる薄毛の場合は、生活習慣やシャンプーの見直しで改善することもあります。様々な方面からアプローチして、効率的に改善させることが大切です。

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