AGAの予防法とは?食事・サプリ・シャンプーで防げる?

現在、成人男性のおよそ3人に1人が薄毛に悩んでいるといわれ、その多くは「男性型脱毛症(AGA)」が原因と考えられています。なんとかAGAを予防できないかと考えている人も、たくさんいると思います。もし、日常生活に気を配ることが、AGAの予防につながるのなら、早速、取り組んでみたいと思いませんか?

そもそもAGAは予防できるのか

具体的な予防策を解説する前に、AGAが本当に予防できるのかどうかについて考えてみましょう。

直接的な予防法はない

AGAは「ジヒドロテストステロン(DHT)」という、強力な男性ホルモンの影響によって起こります。また、遺伝的な要因も関わっていると考えられています。このため、AGAを予防するためには、このDHTをなくすか、遺伝的な影響を受けないようにする必要があります。

しかし、残念なことに、現在のところこうした直接的な予防法は存在しません。現在、AGAの治療に使用されている薬は、DHTの働きを阻害するものです。DHTが悪さをするのを抑えることで、AGAの進行を食い止めます。DHTそのものをなくすわけではないので、発症を直接予防する効果は期待できません。医療現場でも、予防を目的に薬が使用されることはありません。遺伝の影響を受けないようにすることは、現在の医学では不可能です。

生活習慣を見直して予防につなげることは可能

AGAの直接の原因はDHTと遺伝的な要因です。しかし、薄毛の発症にはその人の健康状態や頭皮のコンディションが少なからず影響を与えていると考えられています。体調や頭皮の状態は、食事や睡眠、飲酒、喫煙、入浴やシャンプー、さらにストレスとのつきあい方など、生活習慣が深く関わっています。つまり、生活習慣を見直すことは、AGAの予防につながるといえるのです。生活習慣の改善なら、医療機関にかかったりすることなく、誰もが手軽に始められます。

 

食事の見直しでのAGA予防

食事は体をつくる栄養素の供給源です。食事の内容や量、食べ方を見直すことで体調が改善され、髪や頭皮の状態も変わります。

食事とAGA予防の関係

髪を生み出し、育てる毛母細胞は、毛穴の中にあって、頭皮の血管から栄養素や酸素を取り入れています。このため、健康な髪の毛の生育を促し、AGAの予防に役立てるためには、頭皮の血管から毛母細胞に栄養が十分に供給されることが必要です。

毎日の食事は、毛母細胞や髪が必要とする栄養素の補給源です。健康上好ましくないものばかり食べたり、極端なダイエット、偏食を続けて栄養バランスが崩れたりすると、髪の生育に悪影響を与えます。栄養不良の状態が続くとAGAの発症につながるおそれもあります。毎日食べているものを見直して、バランスの良い食生活を送ることが、AGA予防の第一歩です。

AGA予防のために食事で摂りたい栄養素

AGA予防につながる食生活を送るためには、バランス良く食べることに加えて、髪や頭皮の状態に良い影響を与える栄養素を積極的に摂るようにしましょう。

髪の主成分は90%以上がケラチンと呼ばれるタンパク質です。ケラチンは、食事に含まれるタンパク質が、体内で再合成されて作られるので、魚介類、肉、卵、大豆製品などを食事に取り入れて、たんぱく質が不足しないように注意してください。

さらに、体内でのケラチンの再合成をサポートする亜鉛、ビタミンB6も合わせて摂るようにしましょう。亜鉛が不足すると、抜け毛につながることもわかっています。亜鉛や海藻類、赤身肉、ごま、アーモンドなどに多く、ビタミンB6はカツオ、サバといった青魚やレバーに豊富に含まれています。

AGA予防のために避けたい食事

髪や頭皮の健康を保つために、避けるべき食生活についても覚えておきましょう。

肉に含まれるタンパク質は、積極的に摂りたい栄養素ですが、ステーキ、唐揚げなど、脂質の多い料理は控えめにしてください。脂質を摂り過ぎると、頭皮の皮脂分泌が過剰になって、毛穴を詰まらせるおそれがあります。

また、夜遅く食事をすると、就寝中に胃腸が活発に働くので、深い睡眠が得られにくくなります。睡眠の質の低下は、髪の成育に関わっている成長ホルモンの減少を招き、薄毛につながるリスクがあります。

さらに、大量に飲酒すると、アルコールを分解するために肝臓が忙しく働きます。肝臓はアミノ酸をエネルギーとしているので、髪を作り、育てるためのタンパク質が不足して薄毛につながります。

不足しがちな栄養素はサプリで補給

AGA予防のためには、栄養バランスの良い食事をすることが基本です。しかし、毎日しっかりと栄養バランスを考えるのは簡単なことではありません。とりわけ外食が多い人は、どうしても十分に補給できない栄養素があります。

こうした場合は、サプリメントで不足しがちな栄養素を補いましょう。ドラッグストアには、プロテイン(タンパク質)、亜鉛、ビタミンB群といったサプリメントがそろっています。ただし、大量にサプリメントを飲んでも効果は期待できないので、あくまで食事の補助として使うようにしてください。

シャンプーの見直しでのAGA予防

AGAを予防するためには、正しい方法でシャンプーして、髪と頭皮を良い状態に保つことが大切です。

AGA予防に欠かせない!正しいシャンプーの仕方

正しいシャンプーの方法を解説します。シャンプーをする前に、ブラッシングで髪の絡まりをほぐしておきます。次にたっぷりのぬるま湯を使って、地肌までしっかり濡らしてください。

シャンプーは直接髪や地肌につけるのではなく、手のひらで泡立ててから頭につけ、指の腹で頭皮をマッサージするようにして、下から上へ襟足、後頭部、耳の後ろ、もみあげ、側頭部、最後に頭頂部と前頭部の順に洗います。ゴシゴシ洗ったり、爪を立てたりすると頭皮にダメージを与えてしまいます。すすぎも、たっぷりのぬるま湯を使って、シャンプーの成分が残らないようにしっかりと洗い流してください。

AGA予防のために知っておきたいシャンプー時の注意点

シャンプーの際に、知らず知らずのうちに髪や頭皮にダメージを与えてしまっていることがあるので注意してください。

シャンプーの使いすぎは禁物です。10円効果くらいの量を目安にしてください。トリートメント、コンディショナーは、毛先につけること。根元につけると、すすぎ残しの原因になります。また、トリートメントなども、すすぎ残しがないように、十分にすすぎましょう。

シャンプー後は、タオルで頭を包むようにして水気を拭き取り、半分程度乾いたらドライヤーで乾燥させましょう。タオルでゴシゴシ拭いたり、濡れたまま放置したりするのは禁物です。

 

そのほかAGA予防のために見直すべき生活習慣

食生活、シャンプーのほかにも、AGA予防のために気をつけたい生活習慣があります。

喫煙を控える

タバコを吸うと毛細血管が収縮して、頭皮の血行が悪くなります。頭皮の血管は毛母細胞や髪が栄養を届ける大切な役割を持っているので、AGAを予防したいならタバコはやめるべきです。すぐにやめられない場合も、できるだけ控えるようにしましょう。

ストレスを溜めない

ストレスがかかると、自律神経のうち緊張状態で働く交感神経が活発になります。交換神経が優位な状態が続くと、血行不良、ホルモンバランスの乱れといった不調が起こりやすくなり、髪の成育に悪影響を与えます。趣味や友人とのおしゃべりを楽しむなど、自分なりのストレス発散法を持つようにしましょう。

質の良い睡眠をしっかりとる

食生活の項でもご紹介したように、睡眠不足や睡眠の質の低下は、髪の成育に必要な成長ホルモンの分泌に悪影響を与え、薄毛を招くおそれがあります。24時間社会となり、夜更かしが当たり前のようになっていますが、AGAを予防するためには、十分な睡眠を確保することが大切です。寝具や寝室の環境にこだわって、快適に眠れるよう工夫するのもおすすめです。

 

まとめ

AGAの原因をなくして、薄毛を予防することは不可能です。しかし、生活習慣を改善することで、体や頭皮をAGAになりにくいコンディションに保つことは可能です。食生活、シャワーの方法、質の良い睡眠、ストレスマネジメントなど、予防対策はどれも、日常生活のなかでできることばかりです。薄毛を心配しているだけではなく、すぐにでも日常生活を見直して予防対策をスタートさせましょう。

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