体臭は市販のボディソープで抑えられる?体臭別の選び方

不快な体臭をボディソープで抑えることができれば良いと思いませんか?ボディソープには色々なタイプがありますが、デオドラントタイプであれば効果的ににおいを防げる可能性があります。 そこで今回は、体臭を抑えられる市販のボディソープを選ぶ際のポイントや、体臭別の選び方について解説してきます。

体臭予防に人気!デオドラントボディソープ

体臭が気になっている方に人気があるのは、デオドラントボディソープです。市販の一般的なボディソープだとなかなかにおいを防げなくても、デオドラントタイプであれば軽減できる場合もあります。 デオドラントタイプのボディソープにはどのような特徴があるのでしょうか。

デオドラントボディソープとは

デオドラント(deodorant)は「防臭」という意味なので、デオドラントボディソープはその名のとおり、においを防ぐことができるボディソープです。

通常、体臭は汗・皮脂と皮膚にいる雑菌が混ざって発生するので、一般的なボディソープでも皮膚表面の汗や皮脂を洗い落とす洗浄力があれば、ある程度においを取ることができます。 でも体臭の原因はそれだけではないですし、汗臭が特に強い方もいます。デオドラントボディソープは、においの原因に効果的にアプローチできる成分が配合されているので、一般的なボディソープより防臭効果に優れています。

 

デオドラントボディソープの基本的な選び方

一口にデオドラントボディソープと言っても、その種類は多岐にわたります。不適切なものを使っていると体臭が消えないばかりか、体臭が強くなってしまうこともあるので、選び方の基本を押さえておきましょう。

体臭の種類に合わせて選ぶ

デオドラントボディソープを選ぶ際は、まず体臭の種類に合っているかどうかを検討することが大切です。 体臭は、単に汗臭いというだけではなく、以下のようなタイプのにおいもあります。

・加齢臭

・ミドル脂臭

・わきが

それぞれ、体臭が発生するメカニズムは異なりますし、においにアプローチできる成分も同じとは限りません。後ほど、体臭の種類別の効果的な成分をご紹介するので、参考にしてください。

なるべく合成界面活性剤が入っていないものがよい

体臭予防を目的としてボディソープを選ぶ場合は、合成界面活性剤が配合されていないものがおすすめです。

合成界面活性剤は皮脂汚れを落とす効果が高いですが、使い過ぎると皮膚のうるおいを保つために必要な皮脂膜まで除去してしまうことも。そうすると、お肌の健康維持に欠かせないバリア機能が低下し、角質にとどまっていた水分が流れ出すと共ににおい物質も排出されやすくなると考えられています。 そのため、洗浄成分は化学的に合成されたものではなく、自然由来の原料を使っている商品であれば、肌をいたわりながら洗うことができるでしょう。それでも合成界面活性剤入りの中から選びたいということであれば、肌のうるおいを守る保湿成分が配合された商品を選ぶことをおすすめします。

続けやすい価格のものを選ぶ

体臭予防の効果が高い気に入った商品が見つかっても、定期的に購入しやすい価格でなければ使い続けることができません。

市販のデオドラントボディソープは、500円以内で買えるものから3,000円以上するものまで、商品によってかなりの価格差があります。ボディソープは基本的に毎日使う消耗品ですから、一度買ったら終わりではありません。 ボディソープを買い換えるサイクルには個人差があるものの、数週間ごとに購入することになります。コストが気になる方は、1ヶ月または1年間にいくらくらいかかるのかを算出してみましょう。

「値段が高い方が高い効果が得られそう」と思われるかもしれませんが、手頃な値段でも適切なものを選べば体臭予防につながります。無理なく続けられる価格で、なおかつ納得できる機能のものを選びましょう。

 

体臭の種類別!デオドラントボディソープの選び方

では、体臭の種類別にデオドラントボディソープを選ぶポイントを見ていきましょう。

加齢臭には柿渋などのポリフェノールが配合されているもの

40代以降の中高年に多い加齢臭を防ぐには、柿渋(柿タンニン)などのポリフェノールが配合されているものがおすすめです。

加齢臭の原因はノネナールという物質です。ノネナールは年齢と共に増加する脂肪酸が酸化したり、皮膚にいる細菌によって分解されたりすると発生します。ノネナールは40歳以上になると男女を問わず増えますが、特に皮脂量の多い男性は加齢臭が強くなりやすいです。 そのため、ポリフェノールのように抗酸化作用が高く、抗菌効果や消臭効果にも優れた成分が配合されていれば、脂肪酸の酸化や細菌の繁殖を防ぐことができます。特に、ポリフェノールの一種である柿渋はこうした効果が高く、加齢臭対策に適した成分として注目されています。

ミドル脂臭には植物エキスが配合されているもの

30代半ばから50代くらいの方に多いミドル脂臭には、フラボノイドが含有された植物エキスを使っているものが効果的だと言われています。

ミドル脂臭の原因はジアセチルという物質で、汗に含まれる乳酸が頭皮にいるブドウ球菌によって代謝・分解されることで発生します。そして、ジアセチルが皮脂成分と混ざることで独特のミドル脂臭になるメカニズムです。 ジアセチルによる体臭は一般的なボディソープではなかなか抑えることができません。でも、甘草(かんぞう)や桂皮(けいひ)、ユーカリエキスなどの植物性フラボノイドが配合されているものなら、ブドウ球菌による乳酸の代謝を抑え、ジアセチルが発生しにくくなります。

ミドル脂臭は、頭頂部・後頭部・首の後ろを中心に使い古した油のようなにおいがするのが特徴です。頭皮のケアも重要なので、デオドラントボディソープと共にミドル脂臭に対応したシャンプーも使いましょう。

わきがには殺菌成分が配合のもの

腋の下から強いにおいが発生するわきがを防ぐには、殺菌成分が配合されている商品を選ぶようにしましょう。

体全体に汗をかいても、特に腋の下のにおいが強くなるのは、アポクリン腺という汗腺とそこから分泌される汗の量が多いためと考えられています。アポクリン腺から分泌された汗は、皮膚の常在菌(コリネバクテリウム菌など)によって分解されて悪臭を発生させます。 そのため、常在菌の働きや繁殖を抑えられるイソプロピルメチルフェノールやグリチルリチン酸ジカリウムといった殺菌成分が配合されているとわきがを軽減できます。医薬部外品として国に認められた成分なので一定の殺菌効果が期待できる上、安全性も高いです。

汗臭には制汗作用や抗菌作用のある成分が配合のもの

汗かきで汗のにおいが気になる方は、発汗を抑えられる成分や、汗と反応する菌の繁殖を抑える成分が配合されているものを使いましょう。

制汗作用のある成分としてはミョウバンが挙げられます。ミョウバンには大量の発汗を抑える他、汗のにおい成分を中和する作用があり、石鹸に用いられていることが多いです。

汗を分解する菌の働きを抑えるには、ポリフェノールや銀イオンなど抗菌力の高い成分が効果的です。

 

まとめ

気になる体臭を防ぐには、市販のデオドラントボディソープでも十分に役立ちます。 ただし、体臭には色々なタイプがあるので、それぞれの原因に対応した商品を選ぶことが大切です。また、肌に負担をかけにくい処方であることや、続けやすい価格かどうかも検討する必要があります。

体臭の種類別に見ていくと、40代以降に増える加齢臭を防ぐには柿渋などのポリフェノール入りのものが効果的ですし、古い油のようなにおいがするミドル脂臭には植物性フラボノイドが良いと言われています。 においのメカニズムを知り、適切にアプローチできるボディソープを選ぶことが体臭予防の近道です。今回ご紹介した情報を参考にしながら、無臭化を目指しましょう。