体臭はストレスも原因になる!ストレスで臭くなる理由

体臭が原因で人間関係が悪くなったり、仕事に支障をきたしたりすることがあります。様々な要因が重なることで体臭が発生するので、それだけ様々な対策が必要となります。実は、ストレスが原因で体臭が強くなるのです。そのため、ストレスを抑えつつ対策していかなければなりません。ここでは、ストレスと体臭の関係について解説します。

ストレスが体臭の原因に!

ストレスは、「皮脂の過剰分泌」と「活性酸素の発生」の2つを引き起こします。そのため、体臭とストレスは切っても切れない関係と言えるのです。

ストレスが皮脂を過剰分泌させる

肌の表面には、皮脂膜が張っています。皮脂腺から分泌される皮脂が肌を覆うことで、肌を外部刺激から守っているのです。しかし、皮脂が過剰に分泌されると、皮脂をエサにして雑菌が増え、においを発生させてしまいます。皮脂の過剰分泌は、ストレスや脂質の摂りすぎなどが原因です。

ストレスは加齢臭の原因となる活性酸素も発生させる

ストレスは、活性酸素を発生させます。活性酸素は身体を外敵から守る重要なものですが、過剰になると正常な細胞や皮脂を酸化させてしまうのです。

皮脂が酸化して過酸化脂質になると、脂肪酸と結びついてルネナールという物質が増加します。ルネナールは、においの元であるため、ストレスによる皮脂の酸化は加齢臭に繋がるのです。 特に、胸や背中など身体の中心にルネナールが発生しやすくなっています。

少しでもルネナールの発生を抑えるために、しっかりと過剰な皮脂を洗い流すことが大切です。1日1回は入浴しなければ、酸化した皮脂が増えて、ルネナールが発生しやすくなります。

 

ストレスや疲れで発生する「疲労臭」もある

においの原因と言えば加齢臭がよく知られていますが、実は疲労臭と呼ばれるにおいもあります。加齢臭を防いだとしても、疲労臭も防げなければ体臭はなくなりません。疲労臭もしっかり対策して、体臭を改善させましょう。

疲労臭とは

疲労臭とは、疲労が溜まったときに発生する体臭です。原因は、体内で発生するアンモニアが毛穴や汗腺、皮脂腺から分泌されることです。仕事や勉強などに疲れたら、身体が臭くなったという経験がある方もいるのではないでしょうか。 疲労臭は、疲労から回復する過程で発生するアンモニアによって引き起こされます。

疲労臭が発生するメカニズム

疲労臭の原因であるアンモニアは、筋肉疲労が回復する過程で発生し、肝臓で尿素へと分解されてから尿として体外へ排出されます。疲労がない状態では、アンモニアが体内に溜まることはありません。しかし、疲労によって肝臓の機能が低下すると、アンモニアを十分に分解できなくなり、血液によって全身へと運ばれるのです。その結果、毛穴や汗腺、皮脂腺からアンモニアが排出され、においを発生させてしまいます。

疲労臭は、疲労が溜まっているときだけではなく、次のような場合にも起こりやすくなります。

・ストレスが溜まっている

ストレスは、疲労と同じく代謝機能の低下を招くため、アンモニアが毛穴や汗腺などから排出されやすくなります。疲労とストレスはセットで溜まることもあるため注意が必要です。

・お酒の飲みすぎ

アルコールを摂りすぎると、肝臓がアルコールの処理に追われて機能が低下します。

・軽度の肥満

軽度の肥満の方は肝機能が低下しやすくなっています。それ以上太らないようにしつつ、可能な範囲でダイエットしましょう。

・便秘

便が溜まると、腸内細菌によってアンモニアが作られてしまいます。肉類ばかり食べて野菜不足になっている方は、バランスのとれた食事を心がけるようにしましょう。

 

ストレスは上手に発散させよう

ストレスは、生きている以上はどうしても溜まっていきます。ストレスを溜めすぎると身体の様々なところに異常が起こるようになるので、こまめに解消させることが大切です。

自分の趣味の時間をつくる

ストレスは、好きなことをして過ごすことで解消できます。趣味がある場合は、毎日1時間は趣味を楽しむ時間を作るといいでしょう。

ゴルフやテニスといったスポーツは、自宅ではできません。そのため、自宅でもできるような趣味を見つけることが大切です。自宅で楽しめれば、残業で夜遅くなっても、寝る1時間前に趣味を楽しむことができます。 テレビを見る、ゲームをする、アコースティックギターをひくなど、自分に合った方法でストレスを解消させましょう。

適度に運動する

適度な運動には、ストレスを解消する効果が期待できます。普段は行かないような緑があふれる公園で散歩をしたり、ジョギングしたりしましょう。

ポイントは、継続できる程度の運動を選ぶことです。ランニングや水泳、サイクリングなどは、慣れていなければ長く続けることが難しく、途中でやめてしまう可能性があります。継続することで、ストレスを解消し続けられるので、普段から運動していない方にはウォーキングから始めることをおすすめします。 1日15分から始めましょう。起床後すぐに散歩に出かけて、町内を遠回りして1周すれば、15分程度の運動になるでしょう。

適度な運動は、うつ病のリスクを抑えるともいわれています。疲れやすさや肩のこりやすさなどにおいても、適度に運動している方の方が悪影響を受けにくいといわれているのです。さらに、適度な運動には、自律神経のうち交感神経を活発にすることで、ポジティブ思考へと導く働きがあります。

さらに、交感神経が活発になることで、次のような効果も期待できます。

・幸福感を得られる

脳内でエンドルフィンが分泌され、幸福感を得られるようになります。エンドルフィンは、ストレスに対して立ち向かおうとしたときに分泌される物質で、脳内麻薬とも呼ばれています。

・不安が解消される

神経伝達物質のセロトニンが増加し、不安や抑うつ感が抑えられます。悩みの種がある方は特に、適度な運動で交感神経を活発にすることが大切です。

睡眠時間をしっかりとる

睡眠には、ストレスを緩和させる効果があるため、しっかりとることが大切です。睡眠時間を確保するために、早めに布団に入るようにしましょう。スマホを深夜まで見ているような習慣は、睡眠不足に繋がります。

また、睡眠時間が長くても、睡眠の質が低いと寝不足になってしまうので、次のようなことを心がけて睡眠の質を高めましょう。

・パソコンやスマホなどの刺激を避ける

睡眠前には、メラトニンというホルモンが分泌されて睡眠へと誘われます。パソコンやスマホ、テレビなどからはブルーライトという光が発せられており、メラトニンの分泌量を抑えてしまうのです。眠りにつき2時間前からパソコンやスマホ、テレビなどを見ないようにしましょう。

・ぬるめのお湯につかる

ぬるめのお湯にゆっくりとつかることで、自律神経のうち副交感神経が優位になります。それによって気持ちがリラックスして、眠りにつきやすくなるのです。

・飲酒を避ける

お酒を飲むと眠りやすくなるため、毎日飲んでいるという方もいるでしょう。アルコールには、一時的に眠気を起こす作用がありますが、眠りを浅くしてしまいます。寝酒を習慣づけないようにしましょう。

・室温を調整する

暑かったり寒かったりすると、快適な睡眠を得られません。エアコンや扇風機を使ったり、寝具の厚さを調節したりして、快適な環境を整えましょう。

 

まとめ

体臭は、ストレスによって強くなります。そのため、ストレスや疲労などを抑えることで、体臭を抑えられるのです。また、十分な睡眠や適度な運動などもにおい対策となります。体臭をすぐに消すことは難しいですが、ストレスをうまくコントロールして、できるだけにおいを抑えるようにしましょう。