体臭は入浴剤で対策!重曹・クエン酸入浴の効果

体臭は入浴剤でも対策できることをご存知でしょうか。重曹、クエン酸などを用いることでさまざまな体臭に対して予防効果を期待することができます。市販品でもこれら成分を配合したものがありますが、どの成分が何に対してアプローチできるのかを知って、効果的な体臭予防に役立ててみましょう。

体臭に効果が期待できる入浴剤

体臭への効果が期待できる入浴剤には「クエン酸配合」「ミョウバン配合」「重曹配合」の3種類が主なものとして存在します。

クエン酸配合の入浴剤

クエン酸配合の入浴剤はアンモニア由来の匂いを抑える働きが期待できます。アンモニア由来の匂いは「汗臭さ」「加齢臭」などで、これらの匂いに悩まされている人はクエン酸配合の入浴剤を使用すると良いでしょう。

ミョウバン配合の入浴剤

ミョウバン配合の入浴剤は、皮脂汚れの体臭を抑える働きが期待できます。皮脂汚れで増える細菌はアルカリ性を好むため、酸性の性質を持つミョウバン入浴剤は中和することで細菌の活動を抑制します。市販されている製品も多いので手軽に試せる入浴剤です。

重曹配合の入浴剤

重曹配合の入浴剤は弱アルカリ性の性質を持つため、皮脂汚れを落とす効果があります。皮脂汚れで増える細菌の温床を取り除くという面から体臭対策が期待できるものです。市販品の多くはクエン酸と一緒に配合され、炭酸入浴剤として流通しています。

 

体臭対策入浴剤は自分でも作れる!

体臭対策を考えた場合に、市販品をわざわざ買わなくても、同様の効果を得られる入浴剤を自分で作ることができます。自分の肌質に合わせて調整できる利点もあるので、ぜひ試してみてください。

クエン酸入浴のやり方

クエン酸入浴のやり方は簡単で、入浴するときに大さじ1杯のクエン酸を湯船に溶かすだけです。入手可能なクエン酸の種類には食用、薬局方、工業用がありますが、入浴で使用するクエン酸は食用のものにする必要があります。

クエン酸入浴により皮膚の表面にクエン酸が付着することで、皮膚は弱酸性の性質となります。これにより皮膚の表面で細菌の繁殖を抑えることができます。体臭の原因の一つに細菌の繁殖が関係しているものがありますので、クエン酸入浴はそのような体臭予防に期待することができるのです。

ミョウバン入浴のやり方

ミョウバン入浴は焼きミョウバンを溶かしたお湯に浸かって行います。焼きミョウバンは水に溶けづらいものなので、お風呂を沸かして湯船にお湯が溜まった状態で溶かすようにしましょう。

濃さについては入浴する人の体臭や肌質に合わせた調節が必要ですが、始めて間もないうちは一つまみくらいの量を溶かして様子を見てください。効果が実感できないようであれば、三つまみくらいを上限と考えて少しずつ増やしてみます。量が多すぎると浴槽や皮膚に負担がかかってしまいますので気をつけてください。

最後に焼きミョウバンを溶かしたお湯にアロマオイルを垂らせば入浴準備は完了です。アロマオイルの量は多くても5滴くらいを目安にするようにしましょう。アロマオイルにはさまざまな種類がありますが、ここでは体臭予防に期待できるローズウッドやラベンダーをおすすめします。もちろん気分転換に他のアロマオイルを使用しても問題はありませんので、好みに応じていろいろ試してみても良いでしょう。

重曹入浴のやり方

重曹入浴のやり方は、重曹を湯船のお湯に溶かすだけと簡単なものです。溶かす重曹の量は、目安としてお湯200リットルに対して40グラムほどと考えましょう。この割合で重曹入浴を行えば、アルカリ温泉と近いような環境となります。

このままお湯に浸かってもよいのですが、リラックス効果など得たい場合はアロマオイルを垂らしたり、ゆず湯のように柑橘類をお湯に浮かべたりしてみてはいかがでしょうか。 またクエン酸を併用することでシュワッと感じる炭酸入浴を楽しむこともできます。その場合はお湯200リットルに対してクエン酸15グラム、重曹25グラムの分量を溶かすようにしましょう。

注意点としては、重曹を溶かす前にクエン酸を溶かすことです。炭酸の刺激が血行を促し、体を温めてしっかり汗をかけるので体臭予防に強い期待ができます。

 

入浴剤だけでなく入浴方法にも工夫を

入浴剤は体の外側からアプローチする方法ですが、入浴方法を工夫することは内側からのアプローチになります。外側をいくら気をつけていても、体の内側に体臭の要因を残してしまっては片手落ちです。体臭予防に繋がる入浴方法を知って、より完璧に近い体臭予防を目指してみてください。

入浴は夜に

入浴は夜に行うことがおすすめです。体臭の原因の一つであるアンモニア臭い汗。これは体に溜まった乳酸をそのままにしてしまうことで多く分泌されてしまいます。乳酸は体が疲労することで溜まるので、乳酸対策をすることが強く匂う汗の防止に繋がります。 溜まった乳酸を解消するには入浴が一番。一日の生活で溜まった疲れを取るには夜の入浴が良いわけです。

体の表面に溜まる匂いの原因にはシャンプーやボディソープで洗うことが対策となりますが、乳酸のような体の内側の原因を取り去るには何よりも入浴が効果的です。入浴によって血の巡りを良くし、リラックスした状態で睡眠することで乳酸を解消しましょう。

湯船に浸かって汗を出す

湯船にしっかり浸かって汗を出すことが体臭の予防には必要です。体の疲れとともに溜まっていく乳酸は、体内のアンモニアを増やす原因になります。これは体内の毒素が乳酸の増加により充分に分解できなくなることによって起こります。疲労による体臭はこのようなメカニズムで発生するため、入浴時にしっかりと汗をかくことで血の巡りを良くし、疲労を回復することが対策となります。

入浴でしっかりと汗をかくにはぬるま湯が最適です。38度から40度くらいの温度のお湯によく浸かることで充分な発汗をすることができます。日常生活で汗をかく機会があまりない人、汗をかきにくい人は、汗を分泌する汗腺の機能も衰えがちです。時間をかける入浴でしっかりと汗をかくことは新陳代謝を良くして体臭予防に繋がります。ぜひ汗をかくことを意識しながら入浴するように心がけてみてください。

体をゴシゴシ洗わない

体をゴシゴシと洗わないことも体臭予防に繋がります。肌の表面には善玉菌として表皮ブドウ球菌という細菌が存在します。この表皮ブドウ球菌は、匂いの原因となる細菌と同様に皮脂や汗を栄養源として活動していますが、他の細菌と違う点は匂いを抑える働きをするということです。つまり表皮ブドウ球菌まで洗い流してしまうような体の洗い方をしては、むしろ匂いの発生を促してしまうということになるのです。

ゴシゴシ洗いは避けるようにして、優しく撫でるようにして体を洗うように心がけましょう。 撫でるような洗い方でしっかり汚れを落とすには、石鹸やボディソープをしっかりと泡立てることがポイントです。

また洗浄成分が肌に残ってしまうと悪影響となりますので、充分に洗い流すことを意識してください。殺菌成分配合をうたい文句にした石鹸やボディソープも売られているので、そういった製品を選んでみても良いでしょう。 ゴシゴシ洗いしないことは大切ですが、汗腺が集まっているような腋の下、足の裏、膝の裏などはしっかりと洗うように努めましょう。

まとめ

バスタイムにできる体臭予防として、入浴剤や入浴法についてご紹介しました。入浴剤はさまざまな製品が市販されていますが、対策したい体臭の種類や肌コンディションに応じて自分で作れるということがわかりました。入浴法についても適した方法を意識することが大切なようですね。入浴は体の外側と内側の両面から体臭にアプローチするよい機会です。今回の解説を参考に、これまでの入浴について改善点はないか見直してみてはいかがでしょうか。