体臭はコーヒーのせい?コーヒーの飲みすぎは臭い原因に

コーヒーは、毎日飲んでいるという方は多いのではないでしょうか。実は、コーヒーを飲みすぎると体臭の原因になるといわれています。コーヒーを毎日飲んでいて体臭が気になる方は、飲む量や飲み方を見直した方がいいかもしれません。ここでは、コーヒーと体臭の関係と、体臭が気になる方のためのコーヒーの飲み方について詳しくご紹介します。

コーヒーで臭くなる?飲みすぎによる体臭への影響

コーヒーは、朝食や昼食、休憩中など様々なタイミングで飲むため、体臭の原因になっている場合は控えた方がいいでしょう。ただし、少量のコーヒーを飲む場合は、逆に体臭対策になるともいわれています。まずは、どのような理由でコーヒーによって体臭が起こるのか、確認していきましょう。

肝臓への負担

コーヒーを飲みすぎると、肝臓に負担がかかります。肝臓がコーヒーの処理に追われると、次第に機能が低下していき、本来の機能を果たせなくなるのです。肝臓は腎臓と深く関係しており、機能が低下することで老廃物を排泄できなくなります。老廃物には、アンモニアなどの体臭の原因となる成分が含まれています。行き場を失った老廃物は血液によって全身へと運ばれ、汗や呼吸によって体外へ排出されます。そうすると、肌の表面にいる常在菌によってにおい成分が分解され、体臭が発生するのです。

アルコール類の飲みすぎも肝臓に負担をかけるため、コーヒーと一緒に習慣的に飲酒している方はさらに注意が必要です。

水分不足

コーヒーに含まれるカフェインには、水分の排出を促す利尿作用があります。そのため、コーヒーを飲みすぎると身体の機能を維持するために必要な水分が排出されてしまい、水分不足になるのです。水分が不足すると、身体から水分を出さないように身体が働くため、汗の分泌量が少なくなります。汗が減れば体臭も少なくなると思うかもしれませんが、実際には体臭が強くなってしまうのです。 これは、においを発生させる成分が濃縮され、少量で強いにおいの原因となる汗が分泌されるようになるためです。

また、水分不足の状態では唾液の分泌も減少します。唾液には口の中をきれいにする働きがあるため、水分不足は口臭までも発生させてしまうのです。

鉄分不足

コーヒーを飲むとダイエットになるといわれていますが、これはコーヒーに含まれるクロロゲン酸という成分によるものです。クロロゲン酸は、脂肪の燃焼をサポートする働きを持つと同時に、鉄と結合する性質を持ちます。そのため、コーヒーを飲みすぎると鉄分が不足します。

鉄分は、全身へと酸素を運ぶ能力の維持に欠かせないため、不足すると全身の酸素が不足します。さらに、血流まで低下させてしまい、唾液の分泌にも悪影響を及ぼすのです。 このような状態では、体臭と口臭が発生しやすくなります。

鉄分を普段から摂っておくことが大切ですが、日本人は鉄分を含まない食品ばかり摂る傾向があるため、慢性的に不足している可能性があります。そのため、コーヒーの飲みすぎによる鉄分不足によって、体臭や口臭の影響が起こりやすいのです。

 

飲みすぎなければ逆に体臭対策になる

コーヒーには、体臭対策に役立つ成分が含まれています。節度をもって飲むようにすれば、体臭を抑えられる可能性があります。

コーヒーに含まれるポリフェノールの効果

鉄分不足を招いて体臭を悪化させる可能性があるクロロゲン酸は、ポリフェノールの一種です。ポリフェノールには、酸化に抵抗する抗酸化作用があります。体臭の原因の1つに、皮脂が活性酸素によって酸化されることが挙げられます。皮脂が多い背中や頭部からにおいが発生している場合は、皮脂の酸化が原因かもしれません。クロロゲン酸には、皮脂の酸化を抑える働きがあるため、体臭を改善できる可能性があります。

カフェインによる腸の活性化

コーヒーに含まれる代表的な成分であるカフェインには、腸の動きを活発にして、排便を促す働きがあります。スムーズに排便できるようになれば、においの原因となるアンモニアや脂肪分なども体外へ排出されやすくなり、体臭を抑えられるとされています。ただし、カフェインだけで便秘を解消できるとは限りません。食物繊維や水分の摂取などを心がけましょう。

ストレス軽減

コーヒーの香りによって、気持ちが落ち着くという方は多いのではないでしょうか。実は、コーヒーの香りをかぐと、リラックス作用があるアルファ波が出て、ストレス解消の効果を得られるといわれているのです。ストレスは、汗や皮脂の分泌を増やすため、体臭の悪化の要因となります。さらに、内臓機能の低下を招き、老廃物が代謝されないことによる体臭の原因にもなるのです。普段の仕事や私生活で日常的にストレスを受けている方は、適度にコーヒーを楽しむといいでしょう。

 

体臭対策に役立つコーヒーの飲み方

コーヒーが持つ体臭を抑える働きを活かすためには、適切な量を適切なタイミングで飲む必要があります。そのときの気分で飲む量やタイミングを決めてしまうと、つい飲みすぎてしまいがちです。適切な量とタイミングを確認しておきましょう。

理想的なコーヒーの量

コーヒーの理想的な量については、様々な意見があります。一般的には、1日2~3杯が目安とされています。朝食と昼食時にコーヒーを飲む場合は、後1回しか飲むことができません。仕事の休憩時間にもコーヒーを飲んでいる方は、その時点で3杯となります。夕方の小休憩のときや帰宅途中に缶コーヒーを飲むことになれば、目安を超えてしまうでしょう。このように、普段からコーヒーを好んで飲んでいる方は、簡単に目安量を超えてしまいます。コーヒーの代わりに、こだわりのお茶を飲むなど、工夫した方がいいでしょう。ストレスを感じない程度に、コーヒーの量を抑えることが大切です。

食後に飲むのがおすすめ

コーヒーは、食後に飲む方がいいといわれています。これは、コーヒーに胃液の分泌を促す働きがあるためです。食後に消化不良になりやすい方は、コーヒーを飲むことで改善される可能性があります。消化不良は、身体の中に老廃物が溜まる原因となるため、体臭に繋がります。レストランやカフェなどでも、コーヒーを出すタイミングを尋ねられるので、体臭が気になる方は食後を選ぶといいでしょう。

睡眠前のコーヒーは控える

コーヒーを飲むと目がさえるという方は多いのではないでしょうか。これは、カフェインに覚醒作用があるためです。そのため、寝る前にコーヒーを飲むと寝つきが悪くなってしまいます。カフェインは、約8~14時間は効果が続くといわれているので、寝る予定の時間に合わせてコーヒーを飲みましょう。24時に寝る場合は、16時以降はコーヒーを飲まないようにすることが大切です。朝食と昼食、16時前にそれぞれ1杯ずつ飲めば、1日3杯となるため、摂取量の目安も守れます。 ただし、カフェインの効果の持続時間には個人差があるため、様子を見ながら飲むタイミングを決めていきましょう。

コーヒーによって睡眠不足になるとストレスが溜まり、皮脂の分泌が過剰になってしまいます。その結果、体臭が強くなる可能性もあるため、良質で十分な睡眠をとることが大切です。適切なタイミングでコーヒーを飲んで、体臭に良い効果だけを得るようにしましょう。

 

まとめ

コーヒーは、正しく飲めば体臭対策になりますが、飲みすぎると体臭や口臭の悪化を招きます。お茶や水の代わりにコーヒーを飲むほどに好きな方は、1日の中でコーヒーを飲むタイミングを決めておきましょう。適切なタイミングで目安の量を守って飲むことで、体臭を抑えられます。寝る8時間以上前はコーヒーを飲まないようにすることなど、注意点を守ったうえでコーヒーを楽しみましょう。