体臭の相談はどこにすればよい?自分の体臭・職場の人の体臭はここで相談

自分のにおいが気になる、他人の体臭に困っている、そんな悩みを抱えていませんか? 日本人は欧米人に比べて体臭の少ない人種だといわれています。しかしだからこそ、体臭が気になりやすいともいえますね。 スメハラという言葉もあるように、自分や他人の体臭にお悩みの人は意外と多いようです。今回は職場における体臭問題、その相談の仕方について詳しく考えてみましょう。

自分の体臭について相談したい!

一口に体臭とはいっても、部位や原因によってさまざまな種類があります。においについての相談ならここ!と一概にいえないので、素人目には判断が難しいかもしれません。 最近自分のにおいが気になる、他人に指摘されたけれどどこに相談すればよいのかわからない、そんな悩みを抱えていませんか? 体臭の相談は、どこがにおうのか、どんなときににおうのか、その部位や原因を考え、それぞれに合った専門クリニックへ相談をしてみましょう。

わきがなら形成外科や専門クリニック

わきのにおいが気になる、そんな人はわきがかもしれません。わきがの相談は、形成外科や専門クリニックで行うことができます。

わきがのにおいは軽いものから強烈なものまで個人差が激しく、意外と自分で気がついていない人も多いそうです。

においの原因はアポクリン腺という汗腺からでる汗。この汗が皮膚に常在している菌と混ざることで、あの特有のにおいを発するわけです。 汗がにおいの原因ではあるので、体を清潔にしておくことはもちろん大切です。しかし体質によっては、どんなに清潔にしていてもわきがが発生するという事実は覚えておきましょう。他人のわきがが気になるからといって、その人が清潔にしていないとは限らないということです。

わきがは治療をすれば改善が見込める体臭です。最近はわきが専門のクリニックも多くなっていますので、においが気になる人はまずは専門クリニックに相談をしてみるのがよいでしょう。

口臭なら口腔外科や口臭外来

口臭も立派な体臭の1種。接客業や営業職をしているなら、とくに気をつけておきたいものです。

口臭の悩みは口腔外科で相談をすることができますが、最近は口臭外来という専門の窓口を備えたクリニックも増えてきています。

その原因はさまざまで、単純に口腔内の問題であれば口腔外科でそのまま対応してもらえますが、内臓疾患などが原因でにおいが発生している場合はそれぞれの疾患に対応したクリニックでの治療が必要です。 食べたものによって強いにおいを発することもあれば、強いストレスによってにおうこともあります。ホルモンバランスが崩れがちな人、歯周病のある人、唾液の分泌が少ない人はとくに口臭が発生しやすいとされています。

市販の口臭グッズで緩和する場合から治療が必要なケースまで、口臭の程度は個人差が大きいものです。自分のにおいが気になる人は、まずは口腔外科や口臭外来で相談をしてみましょう。

原因がわからない体臭は内科や体臭専門クリニッ

原因がわからないけれどにおいが気になる、そんな場合は内科や体臭専門クリニックでの受診をおすすめします。前述しましたが、内臓疾患などの病気が体臭の原因となるケースがあるからです。 胃腸が弱っている人や肝臓機能が低下している人は、においの原因となる物質が血液に乗って体外へ排出されます。そのため、ガスや汗、唾液などに強いにおいをともなうことも。また扁桃腺炎や副鼻腔炎などの症状がある場合には、膿が鼻やのどから口の中へ流れ込んでにおいを発するケースも考えられます。いずれにしても、医師による診察・検査をしっかりと受けることで原因を知ることができるでしょう。

身だしなみを整えたり清潔を保ったり対策を講じていてもにおいが改善しない。なんだかわからないけれどにおいが気になる。そんな人は早めに内科や体臭専門クリニックで受診して相談をしましょう。

 

職場の人の体臭について相談したい!

自分の体臭には気がつきにくいものですが、不思議なことに他人の体臭は気になりやすいもの。一緒に仕事をしている同僚であれば、においが気になるのはことさらですね。 でも職場の人間関係もあるし、本人にはいいづらい……。そんな場合はどこにどのように相談したらよいのでしょうか。 自分の体臭が他人の仕事の妨げになっているかもしれない、その可能性も視野に入れながら体臭問題を考えてみましょう。

職場の人の体臭は本人に指摘しづらい

職場の同僚や上司に体臭があり、それが気になるけれど指摘することができない。そんな悩みを抱えている人は少なくありません。 そもそも体臭の問題はデリケートなもので、親しい間柄でも指摘するのはなかなか難しいもの。それが職場となると、さらに難易度は上がります。 本人に指摘するのが一番なのかもしれませんが、指摘したことで自分がデリカシーのない人間だと思われるのも困りますよね。

では、職場の人間関係を損なわないためには、どのような方法が一番適しているのでしょうか。それは職場を管理している担当者に相談をすることです。

相談はまず上司に

職場における体臭問題は、発展するとスメハラになりかねません。少しにおう程度であれば我慢もできるかもしれませんが、強烈なにおいであれば仕事への意欲にも響いてしまいます。 そもそも職場環境を改善するのは会社サイドの務め。つまり、体臭問題も労務管理の1つとしてとらえることができます。

においの感じ方は人それぞれで、個人の体臭が職場環境にどの程度影響を与えるかという判断はとても難しいものです。そしてそれを判断するのは、一介の社員の役割ではありません。 職場内の体臭に困ったら、まずは上司に相談をするのが定石。体臭問題には本人の自覚も大切ですが、それ以上に原因の究明や改善方法の提示が重要です。上司に相談をすることで、自分以外に悩んでいる社員はいないかどうか、本人の自覚があるかどうかなどの調査を慎重に進めてもらいましょう。

重ねていいますが、体臭問題はとてもデリケートな問題です。同僚間で噂をしていることが本人の耳に入ってしまうと、パワハラやいじめの問題として取り上げられてしまうケースもありえます。大きな問題に発展するまえに、上司に報告・相談するのがベストだといえるでしょう。

ハラスメント相談窓口もある

前述のように、必ずしも上司に相談できる環境があるとは限りませんよね。上司と話しにくい人もいれば、上司本人の体臭に困っている人もいるかもしれません。 そのような場合には、役職についている別の上司に相談したり、社内の相談窓口を利用したりしましょう。

最近は職場の環境改善に努める企業も増え、職場環境を相談できる窓口を設置している会社が多くなりました。とくに支社を多く抱えている大規模な企業であれば、社員用の相談窓口を設置している可能性は高いです。 安衛法(労働安全衛生法)では「快適な職場環境」を作る努力が企業側に求められています。過度に騒ぎ立てるのはもちろんNGですが、仕事のしやすい環境を求めることは権利として認められているのです。

たかが体臭と思われるかもしれませんが、職場の人間関係にも関わる大きな問題の1つです。もしあなたが同僚や上司の体臭に悩んでいるのなら、まずは会社に相談窓口があるかどうかを調べてみましょう。

 

まとめ

体臭問題はとてもデリケートな問題です。他人に感じている不快感も、一歩間違えば自分に向けられることだってあります。職場は他人同士が一緒に働く場所です。身だしなみや清潔感に気を遣うことはもちろんですが、他人に対する思いやりも大切です。良好な関係を築くためにも、相談する相手や場所は間違えないようにしたいものですね。