体臭を予防したい! お風呂での洗い方・食べ物を見直してにおい対策!

「もしかすると自分はくさいのでは…」「体臭のせいで避けられているのでは…」などと気にしていると、不安がどんどん大きくなってしまいます。毎日を楽しく過ごすことができません。気になっているのなら、悩んでいるよりもまず行動!毎日のお風呂や食事に気をつけるだけで、体臭予防に役立つことをご存知ですか?

体臭は日常生活の見直しで予防できる

私たちの体は、毎日の生活習慣の影響を強く受けています。生活習慣を見直すことで、体を体臭の発生しにくい状態にすることが可能です。

体臭の原因となるもの

体臭の主な原因は汗と皮脂です。

私たちの皮膚には汗腺と皮脂腺があり、体を健康な状態に保つために汗や皮脂を分泌しています。汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。エクリン腺から出る汗は成分のほとんどが水分で、皮膚から蒸発するときに熱を奪うことで、夏の暑さや運動により体温が上昇し過ぎるのを防いでいます。

一方、アポクリン腺から出る汗は、タンパク質や脂質などを含み、動物のフェロモンのように本来は異性を性的に引きつける役割を持っていたと考えられています。

また、皮脂は肌にうるおいを与え、乾燥などから肌を守る役割を持っています。汗も皮脂もそれ自体はほぼ無臭です。しかし、汗をかいたままにしていると、皮膚の常在菌によってタンパク質や尿酸などの成分が分解されて不快なにおいが発生します。皮脂も過剰になったり、皮膚に溜まったりすると、常在菌によって分解されて体臭の原因となります。

 

体臭予防の基本!お風呂の入り方&洗い方から!

体臭は、皮膚に残った汗や皮脂の成分に、皮膚の常在菌が作用して発生します。お風呂の入り方・体の洗い方に注意して、皮膚を体臭が発生しにくい状態にしましょう。

湯船につかることが大切

普段はシャワーで済ませるという人は、今晩から湯船につかるようにしてください。一日活動した体の中では、疲労物質の乳酸が増加しています。乳酸は汗と一緒に体の表面に出て、体臭の原因になってしまいます。湯船につかれば全身の血行が改善されるので、乳酸の処理がスムーズに行われ、体内の乳酸が減少します。

血行が改善されてから、乳酸が減少するまで少しタイムラグがあるので、ゆっくりとつかるようにしましょう。また、ぬるめのお風呂にゆったりとつかってじんわり汗をかくことで、汗腺が鍛えられて、さらさらとした無臭の汗をかけるようになります。

ボディソープより石鹸がおすすめ

体臭が気になる人が体を洗う際は石鹸を使うようにしましょう。

石鹸とボディソープは、形状が違うだけと思い込んでいる人が多いのですが、主成分も製造工程も異なります。石鹸は自然界の素材で作られているものが多く、弱アルカリ性。酸性の汗や皮脂を中和する効果が期待できます。一方、ボディソープは弱酸性のものが主流で界面活性剤など化学物質を含んでいるものが多いため、肌の健康のために必要な皮脂まで洗い流してしまうおそれがあります。

石鹸を購入する際は、消臭・殺菌作用のあるイソプロピルフェノールや、体臭予防に役立つミョウバン、緑茶エキスなどを配合したものを選ぶと良いでしょう。

においが発生しやすい箇所は重点的に洗う

入浴したら、まずは湯船につかってください。体を温めることで毛穴が開いて、皮膚の奥に詰まった汚れが洗い流しやすくなります。特に重点的に洗いたいのは、首の後ろ、わき、胸、背中など皮脂の分泌が多いところ。また、性器周辺や足もにおいが発生しやすい場所です。上から下へ洗っていけば、きれいに洗った部分に汚れが再びついてしまう心配がありません。

強くこすりすぎない

しっかり洗うのは体臭予防に効果的ですが、ゴシゴシと強くこすってしまうと必要な皮脂まで洗い流してしまいます。その結果、皮膚の善玉菌が流され、においの元となる悪玉菌が繁殖しやすい状態になります。

さらに、皮脂が少なくなり過ぎると、なくなった皮脂を補うために、皮脂腺が多い場所では盛んに皮脂が分泌されます。過剰に分泌された皮脂は皮脂腺に詰まり、時間とともに酸化して使い古した油のような不快なにおいが発生します。その一方で、皮脂腺の少ない場所では、皮脂が不足して乾燥肌の状態になります。

夜入浴&朝シャワーがおすすめ

私たちは、寝ている間も多くの汗をかきます。さわやかな状態で一日をスタートするためには、夜のゆったり入浴に加えて、朝のシャワーもぜひ習慣にしましょう。

ただし、念入りに浴びると汗をかいてしまうので、汗が気になる部分や皮脂の多い部分を1分程度でさっと洗い流しましょう。また、石鹸を使った場合はきちんと洗い流すこと。石鹸の成分が残っていると、においの原因になることがあります。

 

体臭を予防するための食生活とは

食事は体のコンディションを大きく左右します。体臭が発生しにくい体づくりのためにはどんな食事がよいのでしょう。

食生活の欧米化が体臭を強くする

食生活の欧米化に伴って、体臭の気になる人が増えているといわれています。欧米的な食事の特徴は、高タンパク、高脂肪。タンパク質は、体を作るために欠かせない栄養素ですが、摂り過ぎると腸の中で腐敗してアンモニアなど悪臭の物質が作られてしまいます。こうした物質は、血流に乗って全身を巡り、汗や皮脂、息のにおいに影響を与えます。また、脂肪の摂り過ぎは皮脂の過剰分泌につながり、皮脂腺の詰まりや酸化など体臭の原因をつくってしまうおそれがあります。

気をつけたい食べ物・飲み物

体臭を予防するためには、タンパク質や脂質を豊富に含む肉類、動物性脂肪の多い乳製品、強いにおいを持つにんにくなどは、できるだけ控えるようにしましょう。

また、辛い食べ物は発汗を促すので、汗をかいてもすぐに拭くなどの対処法が取りづらい外食の際は避けるほうが無難です。

アルコールも飲み過ぎると、アセトアルデヒドという物質が処理し切れなくなり、血液の流れに乗って体臭の原因になります。

体臭予防に役立つ食べ物・飲み物

ビタミンA(β−カロテン)、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどには優れた抗酸化作用があり、体臭の原因となるタンパク質や脂質の酸化を防ぐことができます。こうした成分を含む、緑黄色野菜、緑茶などは体臭予防のために積極的に摂りましょう。

一方、疲労物質の乳酸の発生を抑えるためには、梅干し、海藻類などのアルカリ食品がおすすめ。食物繊維やオリゴ糖を含む食品には、腸内環境を整えて悪臭を出す悪玉菌を抑える働きが期待できます。

 

日常生活の見直し+体臭予防グッズも活用しよう

お風呂も食事も見直したという人は、体臭予防に役立つグッズも取り入れて、予防対策をさらに強化しましょう。

体臭予防に役立つサプリメント

毎日の食事に気を配っていても、不足しがちな成分の補給にはサプリメントが便利です。体臭の予防効果が期待できるのは、殺菌・消臭に有効なクロロフィル、脂質の酸化を防ぐポリフェノール、腸内環境を整える食物繊維のセルロースなど。天然のマッシュルーム由来のシャンピニオンエキスは、腸内で発生したアンモニアを中和する作用が期待できます。

体臭予防に役立つスプレー・デオドラント剤

スプレー・デオドラント剤を使うのも手軽な予防対策です。さまざまな種類があって、どれを選べばいいか迷いますが、汗の量が多いわきには、しっかりと成分が定着するスティックタイプやロールオンタイプ、胸や背中には手軽に使えるデオドラントウォーターやスプレーがおすすめです。

こうしたスプレー・デオドラント剤は、皮膚が清潔な状態で使うことが前提です。汗や汚れがついていると不快なにおいが発生するおそれがあるので、シャワーを浴びるかボディペーパーなどで皮膚の汚れを拭き取ってから使いましょう。

 

まとめ

食事と入浴を見直せば、体臭を予防することが可能です。食事は体臭の原因となる汗や皮脂の分泌に影響を与え、汗・皮脂に含まれるにおい成分も何を食べるかで大きく変わります。

また、健康な人なら誰もが汗をかいたり、皮脂が分泌されたりします。それを体臭の原因にしないためには、皮膚を清潔な状態に保つことが大切。入浴の仕方、体の洗い方などを見直すことは、とても有効な体臭対策になります。