体臭が気になるときのチェック方法と対処法

今回は体臭が気になるときのチェック方法と対処法をご紹介します。どのくらいの日本人が自分の匂いを気にしているか、匂いを自分でチェックする方法、そして自分を臭いと思いこんでしまう自臭症について解説していきますので、この記事を参考にしてご自分の体臭について理解を深めてみてください。

体臭が気になる人は多い

体臭について敏感だといわれている我々日本人ですが、実際に体臭を気にして暮らす人は多いようです。しかし気にしつつも自分では気がついていない体臭もあるようで、それはどのような理由によるものなのでしょうか。

自分の体臭が気になる人の割合は6割以上

とある調査会社によると、自分の体臭が気になる人の割合は6割以上に達するとの調査結果が出ています。気にしている人のほとんどは脇の匂いを挙げており、それに続いて足、頭の匂いも数が多くなっています。男女別に見ると男性は加齢臭について意識している人が多いようです。 ではどの程度体臭への対策が行われているかというと、熱心に体臭対策をしているのは女性ばかりで、男性の方は関心が薄いという結果が出ています。

気になる一方で気づきにくい

多くの人が自分の体臭を気にしていますが、一方で匂いは自分で気がつきにくいものであることをご存知でしょうか。これは匂いに慣れてしまうことで、自分では感じなくなってしまうからです。匂いの種類に関係なく長時間同じ匂いの中で生活していると、匂いを感じる感覚神経の働きが弱くなってしまうことが原因です。

なぜ感覚神経の働きが弱くなってしまうかというと、それは人間を含めた動物に備わっている体の仕組みのためです。脳の記憶容量の中で、匂いに関する情報については割合が非常に少なくなっています。そのため身を守る必要のある匂いや食欲を刺激する匂いなど、本能的に重要な意味を持つ匂いの記憶保存が優先されるのです。体臭については命にかかわるものでない限り、覚えておく必要がない情報として脳が扱ってしまうので、結果としていつも匂っている自分の体臭は気がつきにくいという現象が起こります。

 

体臭が気になるなら!自分の体臭をチェックする方法

気がつきにくい自分の体臭ですが、気になるようであれば自分で客観的にチェックする方法があります。シャワーの後に調べる方法、寝具の匂いで調べる方法、頭皮を指でこする方法などがありますので、やり方を学んでセルフチェックしてみてください。

シャワー後、自分の服のにおいを嗅ぐ

体臭セルフチェックの1つ目は、シャワーの後で自分が着ていた洋服の匂いを嗅いでみることです。体の仕組みとして長時間同じ匂いを嗅いでいると気にならなくなってしまう働きがあるので、お風呂に入ったりシャワーを浴びたりすることで嗅覚をリセットしてあげます。またお風呂やシャワーで体についた匂いが落ちることもこの後のセルフチェックに役立ちます。

お風呂やシャワーが終わったら、着ていた服の匂いを直接嗅いでみましょう。とくに汗ばむような箇所については匂いの原因菌が集中しているので、しっかりと嗅いでみでください。体の匂いや嗅覚がリセットされた入浴後なら自分の体臭を客観的に知ることができると思います。

寝具の匂いを嗅ぐ

2つ目のセルフチェックは、普段使っている寝具の匂いを嗅ぐことです。

分泌直後の汗はほぼ無臭であるものの、バクテリアなどの菌によって分解され、匂いを発します。睡眠中は意外と汗をかいているもので、量にしてコップ1杯分くらいを一晩で発汗しているそうです。寝具は蒸れやすいので菌が繁殖するには好都合の環境。そのため自分の体臭を自覚しやすいアイテムだといえるでしょう。

とくに枕やパジャマに匂いが染み付いていることが多いので、これらの匂いを嗅いでどのような臭気があるか確認してみてください。この際も、お風呂やシャワーからあがったときの嗅覚リセット状態で嗅いでみるとわかりやすいでしょう。

頭皮を指でこする

セルフチェック3つ目は、頭皮を指でこすることです。体臭というと腋の下など、首から下の部分につい意識が行きがちですが、体臭の種類によっては頭から臭気が出ていることがあります。後頭部からよく汗をかく人、洗髪を簡単に済ませてしまう人などは頭部から臭い匂いが出てしまっている可能性が高くなるので、このセルフチェックを行うようにしてみてください。

チェック方法は難しいことではなく、頭皮を指で何度かこすって指の匂いを嗅ぐだけです。髪の毛はこすっても匂いは判りませんので、地肌に触れるようにこすらなければなりません。

指先にはさまざまな匂いがついていることが多いので、チェックする前にはしっかりと手を洗いましょう。このときに石鹸やハンドソープで洗ってしまうと香料が匂いチェックの妨げとなってしまうので、お湯だけで洗うようにしてください。

 

体臭が必要以上に気になる「自臭症」の可能性も

セルフチェックをしても体臭が必要以上に気になってしまうならば、自臭症である可能性も考えたほうがよいかもしれません。

自臭症とは

自臭症とはある種の精神疾患のようなもので、体臭がなかったり気にするレベルでなかったりするにもかかわらず悩んでしまう状態をいいます。原因は諸説ありますが、対人ストレスによるともいわれています。大した匂いでないのに、たまたま他人から指摘されてしまったことをいつまでも気に病んでしまい、自臭症となってしまうケースが多いようです。

自臭症による弊害

自臭症は精神疾患なので、悪化するほどに実生活を送る上での弊害も大きくなっていきます。対人恐怖症の一種ともいえる病気なので、普通なら何でもない出来事に対して被害妄想を抱き始めるといわれています。公共の場所でたまたま自分の周りから人がいなくなっただけで自分の体臭のせいに思ったり、他人が小声で話しているのを見て自分の体臭について悪口を言っているのではないかと思ったりするそうです。 ここまでひどい状態になってしまうと精神科による診療が必要になってくるでしょう。自臭症が悪化してしまう前に、客観的な方法で自分の体臭の有無を知っておくべきです。

体臭チェッカーで客観的に判断してみる

体臭チェッカーを使って客観的に体臭の有無を判断することが、自臭症の緩和に有効かもしれません。自臭症は精神疾患なので精神科の医師に診療してもらうべきですが、本人にしてみれば体臭で悩んでいるので他の診療科へ行ってしまうでしょう。体臭に関係ある内科や皮膚科、歯医者を受診しても「問題ありません」と診断されてしまうだけで、本人は納得しないまま病院を転々とするかもしれません。また精神科を勧めても、心を病んでしまっている人間は自覚できないので拒否反応を示す人が多いはずです。そこで体臭チェッカーを使い、機械判定による客観的事実を認識する(させる)ことがいいというわけです。

自臭症がまだ軽い段階ならば、体臭チェッカーの結果を見て安心し自信につながることが自臭症の改善に役立つことでしょう。自臭症になる理由のほとんどは本人が神経質で他人の目を気にしすぎる性格にあるといえるでしょう。体臭チェッカーの結果を信じて他人の言うことは気にしないという割り切り方が必要かもしれませんね。

 

まとめ

体臭が気になるときのチェック方法と対処法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。自分の体臭については誰もが気にしつつも、自分では気がつきにくいものであることがわかりました。今回紹介したセルフチェックを試してみて、自分の体臭が他人にどう思われているのかを客観的に知って身だしなみのケアに役立ててみてください。

また自臭症という病気が存在し、日常生活に支障をきたしかねない困ったものであることもおわかりいただけたかと思います。自臭症が疑わしいと少しでも感じたならば、今回紹介した体臭チェッカーで自分を客観視してみてください。