体臭ケア用品にはどんなものがある?おすすめグッズと効果を紹介

体臭に悩む人へ向けてさまざまなケア用品が販売されています。それぞれの用品について、どのような効果があるのか、どのような体臭タイプにおすすめできるのかを解説していきます。用品によっては正しい使い方をしておくことも必要です。用品について深く学ぶことで、効果的な体臭ケアに役立ててみてください。

 

まずは体臭の仕組みを知ろう

体臭といっても種類はさまざまで匂いも異なります。匂いごとに適した対策が取れるように、まずは体臭が発生する仕組みについて知っておきましょう。

体臭の原因は汗・皮脂・常在菌!

体臭の主な原因は汗、皮脂、常在菌によるものです。汗や皮脂が皮膚にある汗腺や皮脂腺から分泌されていることは、多くの人がご存知のことかと思います。そして皮膚の表面には常在菌と呼ばれる菌が存在しています。

代表的な匂いの発生メカニズムは、汗と皮脂が混ざりあい、混ざりあったものに常在菌が繁殖・分解することによるものです。 汗にはエクリン腺から出るものとアポクリン腺から出るものの2種類があります。皮脂も2種類あり、皮脂腺から出るものと角質層に含まれるものに分かれます。匂いの材料としては4種類存在していることになりますが、これらの組み合わせと、そこに常在菌が関わるか空気中の酸素で酸化するかの条件によって匂いの種類が変わってきます。

 

おすすめ体臭ケア用品(1)制汗剤

体臭ケアのためにおすすめしたいもの1つ目は制汗剤です。ここでは制汗剤が体臭軽減に期待できる理由と、商品の選び方についてポイントを学びましょう。

制汗剤で汗を抑える!

体臭の発生要因の1つは汗にあるので、制汗剤で汗を抑えることは匂い対策としてある程度の軽減効果を期待できるでしょう。

汗には2種類あることをすでにご説明しました。エクリン腺とアポクリン腺から出るそれぞれの汗です。エクリン腺の汗はほとんど塩分のみといえるサラサラとした汗です。一方、アポクリン腺の汗は脂質、タンパク質、アンモニアなどから構成される粘っこい汗です。

アポクリン腺のほうが栄養豊富ともいえる汗で、これを好む常在菌が繁殖し汗を分解して脂肪酸を生み出します。こうしてできた脂肪酸が嫌な匂いとなるのです。 制汗剤はその名のとおり汗の発生を抑えるものなので、結果として常在菌の活動も抑えることとなり、匂い対策に有効であるといえるわけです。

制汗剤の選び方

制汗剤を選ぶときには「殺菌成分配合」「無香料」の2点に着目するようにしましょう。

匂いは汗と皮脂が混じり合ったものを常在菌が分解することにより起こるので、殺菌成分配合は根本原因に対処するという観点から非常に有効な手段です。脇の匂いが気になってケアしたいという人は薬用殺菌成分配合であるかを商品選びの基準にしてみてください。匂いがきつくて困っている場合は、ベンザルコニウム塩化物や銀が配合されている商品が、高い殺菌作用と持続力でおすすめできます。

無香料の製品については、体臭と香料が混じり合うことによる匂いの悪化を防ぐためにもぜひ選択するようにしてください。制汗剤を使っていても汗は出てしまうときがあります。そのときに体臭も発生してしまうので、香料の匂いと混じってしまうと大変なことになります。つい、良い匂いをさせたくて香料入りを選びたくなってしまいますが、逆効果になる可能性があるので避けるようにしてください。

 

おすすめ体臭ケア用品(2)デオドラント石鹸

おすすめ体臭ケア用品の2つ目はデオドラント石鹸です。デオドラント石鹸といっても種類はさまざまなので、どのような石鹸を選べばよいか、どうしたら効果的に体を洗えるかについて学びましょう。

殺菌・消臭効果のある成分配合の石鹸を選ぶ

体臭を何とかしたいと考えるならば、殺菌・消臭効果に着目して石鹸を選ぶべきです。

殺菌・消臭には薬用成分であるイソプロピルフェノールが有効だといわれています。薬草石鹸を選択すればイソプロピルフェノールが1%ほど含まれているものが手に入るでしょう。イソプロピルフェノールは強い殺菌効果を持ち、皮膚表面の常在菌を適度に死滅させてくれる働きをします。皮膚表面の細菌は完全になくしてしまえばよいというものではなく、ある程度バランスのとれた状態で存在させることが重要です。1%というイソプロピルフェノールの配合率は、これだけで効果があるのだろうかという印象を受けるかもしれませんが、常在菌の数をちょうどよいレベルに保つための配合量なのです。

また体臭そのものに対する予防と改善に着目すると、柿渋やミョウバン、緑茶エキスが含まれるものを選ぶと効果が期待できます。

柿渋は、柿の皮を発酵させることで作る自然由来のものです。昔から殺菌作用があると伝えられており、体臭の予防にも使われています。

ミョウバンは水に溶けた状態で酸性の状態になるものです。体臭の原因の一つであるアンモニアはアルカリ性なので、ミョウバンと結びつくことで中和させることができ、消臭効果にも期待できます。また古代ローマでは制汗剤としても使われていたので予防効果も期待できます。

緑茶エキスにはフラボノイドやカテキンが含まれており、抗菌・抗酸化作用があります。体臭の要因の1つである酸化に働きかけたり、雑菌を抑えてくれたりすることで体臭を抑えてくれます。

石鹸を正しく使うことが大切

石鹸は正しく使わないと逆効果となることがあるので正しい使用法を守りましょう。

注意点としては使いすぎないようにするということです。 皮膚表面には常在菌と呼ばれる細菌が存在します。細菌というと悪いものという印象がありますが、この中にはよい働きをしてくれる善玉菌というものもあります。皮膚表面の善玉菌の一つがブドウ球菌を代表とするものになります。ブドウ球菌は皮膚の表面を守る役割を持っており、匂いの原因となる菌の増殖を抑えています。体臭を抑えたいからと石鹸を使いすぎてしまうと、善玉菌であるブドウ球菌等まで減らしてしまい、むしろ逆効果になってしまいます。

では善玉菌を守り、効果的に体を洗うにはどうすればよいでしょうか。まずは匂いの出やすい体の部所を意識しながら洗います。腋の下、胸元、背中、足の裏は皮脂や汗が多く分泌される部分で、匂いの発生源になっているところなので、これらを重点的に洗うようにします。洗う際には強くこすり洗いしてはいけません。石鹸をよく泡立ててから綿のタオルや素手で優しく撫で洗いしましょう。これで匂いの原因となるものだけを落とすことができます。

 

おすすめ体臭ケア用品(3)サプリメント

おすすめの体臭ケア用品の3つ目はサプリメントです。サプリメントも体臭ケアに有効的な手段の一つです。ここでは、どのようなサプリメントを選べばよいのか見ていきましょう。

どんな成分のサプリがよい?

体臭には大別して、体の内部、腸の中、体表と3つの発生箇所があり、サプリメントで対処する場合には発生箇所ごとに効果的な成分を考慮してあげる必要があります。

体の内部から匂うケースは、ホルモンの異常や生理機能が低下することによって起こるといわれています。活性酸素が出て、皮脂の増加が異常に増えることから匂いに繋がるので、クロロフィルやポリフェノール配合のサプリメントを摂取しましょう。

クロロフィルは消臭と殺菌の効果に優れ、細菌の活動を抑えるとともに匂いを取り除いでくれます。ポリフェノールは抗酸化作用に優れ、ストレスなどで増えがちな体内の活性酸素を取り除いてくれます。

腸の中で発生した発酵臭が体内に吸収されてしまうことで体臭として現れるケースでは、シャンピニオンエキスやセルロース配合のサプリメントに期待できます。シャンピニオンエキスは腸内のアンモニアを中和することで匂いを抑え、セルロースは腸内環境を改善してくれるので匂い物質そのものを発生しづらくします。

体の表面で起こる匂いは、これまで解説してきたように汗や皮脂、皮膚表面の常在菌が関係し合うことで顕在化します。これをサプリメントでケアするにはクエン酸やショウガが配合されたものを選ぶとよいでしょう。クエン酸は常在菌の中の悪玉菌や雑菌を抑えてくれます。ショウガは抗酸化作用や殺菌作用に優れ、体臭予防に期待できるといわれています。

 

まとめ

体臭ケア用品について、おすすめのグッズとその効果について解説してきました。日常生活で習慣的に行えるケアとして、制汗剤、デオドラント石鹸、サプリメントの3つをご紹介しましたが、これらは体臭予防の手段として継続的に続けることが大切です。体臭の種類によっては根本的な部分から対処しなければなりませんので、自分の体臭について状態をよく見ながら適切な対処法を選択するようにしましょう。