ニオイ対策まとめ!汗・皮脂・足が臭いときの対処法

汗臭や頭皮・足のニオイなど、不快な体臭は普段どのように防いでいますか?体臭は部位によってニオイや性質が異なるため、それぞれに合った対策をとることが大切です。 そこで今回は、汗・頭皮・足のニオイが発生するメカニズムやおすすめの対処方法についてまとめました。効果的なニオイ対策を知り、体臭改善につなげましょう。

汗のニオイ・体臭対策

まず、体臭の代表格とも言える汗のニオイを防ぐ方法をチェックしていきます。かいた汗のニオイを消すのではなく、汗そのものの質を変えることで根本的な改善が図れます。

汗のニオイ対策には汗をよくかくこと

汗臭を防ぐには、「いい汗をよくかけるようになること」がポイントとなります。汗のニオイが気になるのに汗をたくさん出せ、というのはなぜかというと、あまり汗をかかない生活をしていると汗腺の機能が低下するからです。

汗腺が衰えると、アンモニアや乳酸といった悪臭成分を含む「悪い汗」が出やすくなります。悪い汗はベタベタして乾きにくく、肌に残りやすいこともニオイを強める要因です。

反対に、汗腺が活発に働いているとサラサラしてニオイのない「いい汗」が出ます。 いい汗をかけるようになるには、汗腺をしっかり働かせて鍛えるのが有効です。汗のニオイが嫌で運動を敬遠していると、汗腺が衰えてかえって体臭を強めることにもなるので、運動不足の人は要注意です。

入浴や運動で汗腺トレーニング

入浴や運動などでたくさん汗をかくようにすれば、少しずつ汗腺の機能を高めることができます。

汗腺を鍛える方法として医師も推奨しているのが、お風呂でできる汗腺トレーニングです。

まず、浴槽の半分より少なめに熱めのお湯(42〜43度)を貯め、風呂用のイスを置きます。そこに腰かけ、ひじ下とひざ下を10〜15分程度浸すという方法です。 これは手足浴の一種で、熱めのお湯で体の先端を温めることにより汗腺が活性化し、汗が大量に出ます。手足浴が終わったら、ぬるめのお湯を足して半身浴をし、入浴後はうちわや扇風機の微風で自然に汗が引くのを待ちましょう。エアコンの効いた部屋で急激に冷やすのはNGです。

また、有酸素運動も効果的です。ウォーキングやジョギングなど無理のない範囲の運動を生活に取り入れれば、数週間である程度汗腺の機能が回復するでしょう。

疲れやストレスを溜めないことも大切

汗のニオイを防ぐには、疲労やストレスを溜めないようにすることも大切です。 肉体的に疲れると体内にアンモニアが増加しますが、通常は肝臓で分解されるため問題ありません。

でも、疲れが蓄積して肝臓の機能が低下するとアンモニアを分解しきれず、全身にまわって汗と一緒に放出されます。 また、精神的な疲労・ストレスは皮脂や活性酸素を増加させ、独特の酸化臭を発生させます。

過労や睡眠不足はこうした疲労臭・ストレス臭につながりやすいので、心あたりのある方は休養をとりリフレッシュしましょう。疲労物質である乳酸は適度な有酸素運動で代謝されるので、体を動かすのも有効です。

 

頭皮のニオイ対策

頭皮のニオイを防ぐには、洗髪方法や食事に気をつけるのが有効だと言われています。 頭皮はニオイの元となる皮脂量が多い部位ですが、特に男性は女性より皮脂の分泌量が多いのでニオイが強まりやすいです。頭皮に溜まった皮脂は時間の経過と共に酸化し、さらに皮膚に生息している常在菌が皮脂をエサとして繁殖することでノネナールというニオイ成分を発生させます。このノネナールが独特の頭皮臭の主な発生源です。

頭皮のニオイには塩洗髪がおすすめ

頭皮のニオイ対策には洗髪が欠かせませんが、週に1度の「塩洗髪」もおすすめです。

塩洗髪は天然塩を使って髪と頭皮を洗う方法で、ナトリウムイオンによる塩溶(えんよう)という作用によって雑菌の繁殖を抑え、消臭することができます。 用意するものは、市販の天然塩と洗面器に入れたお湯です。お湯に大さじ3杯分の塩を溶かしておき、まずはお湯のシャワーのみで頭を洗い流します。その後に作っておいた塩水を頭皮に少しずつかけ、汚れをもみ出すように頭皮全体を洗っていきます。 洗い終わったら、やや熱めのシャワーで丁寧に塩水を洗い流せば完了です。

食事に注意して頭皮のニオイを抑える

頭皮臭が気になる方は、食生活を改善すればニオイを軽減できるかもしれません。

ご説明したように、頭皮のニオイは主に皮脂から発生しているため、皮脂の分泌量を抑えるのが効果的です。 皮脂の分泌量は毎日の食事によっても変化し、脂っこい食事ばかり食べていると皮脂の分泌量を増やしてしまいます。肉料理や揚げ物、スナック菓子など油分の多いものが好きな方は、まず摂取量を減らすことから始めましょう。

また、皮脂の酸化を抑える抗酸化食品を食べるのもおすすめです。抗酸化力の高い主な成分や食品は以下のとおりです。

・ビタミンC(キウイ、いちご、ブロッコリー、ゴーヤなど)

・ビタミンE(ナッツ類、アボカド、うなぎなど)

・βカロテン(ニンジン、カボチャ、ピーマンなど)

・リコピン(トマト、スイカなど) ・ポリフェノール(緑茶、コーヒー、赤ワイン、ブルーベリーなど)

抗酸化力の高い食品を食べれば、脂肪酸が酸化したり体内で活性酸素が発生したりするのを防げるので、日々の食事にバランスよく取り入れましょう。

 

足のニオイ対策

足のニオイを防ぐには、悪臭を放つ雑菌の繁殖を抑えることがポイントとなります。 汗自体にはニオイはほとんどありませんが、雑菌が汗の成分を分解すると悪臭が発生します。足の裏は汗腺が多く、蒸れて雑菌が繁殖しやすいのでニオイが強くなりやすいのです。

吸湿性・通気性のよい靴・靴下を履く

足のニオイの原因となる雑菌を抑えるために、吸湿性や通気性のよい靴を履くようにしましょう。特に梅雨時や真夏は蒸れやすいので、メッシュ加工が施されているものや、甲の部分が浅めにデザインされたものがおすすめです。

営業など仕事の都合で足全体がカバーされた革靴を履く場合は、オフィス内では通気性の良い靴に履き替えるだけでも効果的です。

靴下についても、ナイロン製や目の詰まったデザインのものは吸湿性が悪いため、綿や絹など通気性の高い素材のものを履きましょう。抗菌・防臭タイプや5本指タイプの靴下もおすすめです。

同じ靴を履き続けない

同じ靴を何日も履き続けると足のニオイを促進させるので、複数の靴をローテーションすることも大切です。

朝から晩まで履いた靴は、汗を吸い取って湿気を帯びています。湿った靴は玄関に一晩置いておいても乾燥しないので、翌日も同じ靴を履けばさらに蒸れて雑菌が繁殖してしまいます。 そのため、1日履いた靴は数日間休ませて、しっかり乾燥させるようにしましょう。休ませるときは、靴用の除湿剤を入れておくと効果的です。

また、玄関の下駄箱の中は湿気が溜まりやすいため、下駄箱にも除湿剤を使うとなお良いです。

 

まとめ

体臭には、汗のニオイだけではなく独特の頭皮臭や足臭などもあり、適切な対策方法も異なります。 汗のニオイは、汗腺がしっかり機能していないと強くなりやすいため、入浴時の汗腺トレーニングや有酸素運動によって汗腺を鍛えるのが有効です。それにより、サラサラした無臭の汗をかけるようになります。

また、肉体的・精神的な疲れを溜めると、疲労臭やストレス臭を発生させるので、過労や睡眠不足の方はライフスタイルを見直してしっかり休息を取りましょう。

頭皮臭の主な原因は過剰な皮脂なので、脂っこい食事を控え、抗酸化食品を積極的に食べるのが効果的。雑菌の繁殖を抑えられる塩洗髪もおすすめです。