体臭をセンサーで感知!注目の体臭測定器&アプリ

いまや体臭はセンサーで客観的に調べる時代となりました。この記事では近年となって注目度が急速に高まっている体臭測定器について解説していきます。単体で使えるものからアプリと併用して詳細に調べられるものまである最新機種と、体臭測定器を使うことで得られるメリットについても併せてご紹介していきますので最後までご覧ください。

体臭の危険度レベルが数字でわかる体臭測定器

体臭の危険度レベルが数字でわかるとしたら便利だと思いませんか。体臭測定器を使えばあなたの体臭がどれくらいの強さなのかがわかります。数段階のレベル表示で匂いの程度が表示されるので、気づかなかった自分の体臭を客観的に測ることができます。

体臭測定器とは

体臭測定器とは、半導体ガスセンサーなどを利用して匂いの分析を行う機器です。

これまで個人で体臭を測定するには、測定するための体臭検査キットを半日近く体に装着して匂いを採取する必要があり、判定にかかる時間も検査機関に郵送して結果が返ってくるまで約1週間も必要でした。

体臭測定器は測定を10秒から20秒ほどと短時間で行なえ、機器の大きさも手のひらサイズ。どこでも気軽に持ち運べ、気になったときにサッと調べられる手軽さで注目を集めています。

嗅覚はさまざまな匂いを感じることで、それに応じた対応を体に取らせるための大切な機能です。しかし困ったことに、同じ匂いに晒され続けることで感覚が麻痺してしまうことも知られています。つまり最も身近な匂いである自分の体臭は、鼻が慣れてしまって気づきにくい匂いであるといえるのです。また匂いの強さについてどう感じるかは、人それぞれの感覚に左右されるものです。

Aさんにとっては気にならない匂いであっても、Bさんにとって不快に感じることはよくあります。そこで体臭測定器が役に立つわけです。人間の鼻だけでは判断がつかない匂いに対し、客観的な結果を示すために体臭測定器を使うことは非常に有効な手段となるわけです。

 

個人向けに販売している体臭測定器

体臭測定器という言葉を聞くと高価なイメージを抱いてしまうかもしれませんが、個人が気軽に購入できる機器として既に身近な存在となっています。どのような個人向け体臭測定器が販売されているのか、いくつか具体的に製品をご紹介しましょう。

タニタ「においチェッカー」

匂いレベルを11段階で判定できます。胸ポケットに入れることもできるサイズなので携帯に便利。他社製品ではスマートフォンとの連動が必要ですが、この製品は単体で測定が完結するので利便性が高いといえます。店頭での実売も1万円台前半なので、手に入れやすい価格帯であることも嬉しいチェッカーです。

カートリッジ式の半導体ガスセンサーを採用し、判定にかかる時間は10秒ほど。加齢臭や汗臭といった一般的な体臭はもちろんのこと、芳香剤の強さも測定できるので、香水のつけすぎで周囲に迷惑をかけていないかもわかります。

コニカミノルタ「Kunkun body(クンクンボディー)」

コニカミノルタが大阪工業大学と共同開発した商品。匂いの原因成分であるノネナールやアンモニア等を検出できます。スマートフォンに専用アプリをインストールし、ブルートゥース接続して測定データをアプリに送る仕組みです。

専用アプリ上では匂い成分の量が個別に表示され、自分の体臭が何によるものなのかが把握しやすいことが特徴です。測定できるのは汗臭、加齢臭、ミドル脂臭といった代表的な体臭で、匂いが気になる部分にセンサーを20秒間近づけるだけの手軽さです。

不快な匂いの判定は、人が感じる印象も加味した結果で出しているので、対人を意識した匂い検査が行える強みがあります。香水や芳香剤の判定には非対応。製品紹介サイトでの直販のみで価格は税込み3万円となっています。

 

体臭を見える化することのメリット

匂いに対する感覚は個人ごとに異なるので、体臭測定器を使って匂いを可視化することは、客観的に匂いを判断できるというメリットに繋がります。

体の異常にいち早く気づける

体に異常があると体臭の変化として現れるので、病気の早期発見に繋げることができます。一般的な体臭は皮膚表面で細菌が繁殖することにより起きますが、病気になると体の内部の変化が匂いとなって体外に出てくるからです。

よく知られる例として、糖尿病になると甘い匂いがするという話を耳にした人は多いのではないでしょうか。これはケトン臭と呼ばれるものです。糖の代謝ができなくなった糖尿病患者の体内で、糖の代わりに脂肪がエネルギー利用されるときに生まれる物質です。これが血流と共に全身に運ばれ、体外に排出されて匂うわけです。

同様に、肝機能障害はアンモニア臭、胃腸障害は腐敗臭など、病気と匂いが関係しているケースは数多くあります。

年齢を重ねると体臭が強くなってきますが、健康面でも気になることが出始めます。体臭測定器を使い、体臭チェックを兼ねた健康管理を実践してみてはいかがでしょうか。

スメハラ対策ができる

スメハラ加害者になることを未然に防いだり、加害者になっていることを自覚できたりするのも体臭測定器のメリットだといえます。

スメハラという言葉を初めて聞く方もいるかもしれないので説明すると、いまや一般的な言葉となったセクハラ・パワハラと同様に他人に迷惑をかける行為の一種です。この場合はスメル(匂い)によるハラスメント(嫌がらせ)ということになり、体臭が周りに与える迷惑という意味になります。

体臭は多かれ少なかれ誰にでもあるものですが、度を過ぎてしまうと他人は不快にしか思いません。しかし問題としてデリケートな要素があるので、匂いで困っていても直接本人に指摘できないのがスメハラ被害者の実情です。本人は匂いに麻痺してしまっているため気がつかないし、誰からも指摘されることがないのでいつまで経っても改善されることがないのがスメハラの恐ろしいところです。これを放置してしまうと人間関係の悪化を招きかねませんので、なんとかして自覚することが必要です。

そんなときこそ体臭測定器が役に立ちます。香水やタバコの匂いも体臭同様にスメハラとなるので、これらの匂いについても迷惑度を客観的に測れる体臭測定器はあなたの強い味方になるでしょう。

「気にし過ぎ」の自臭症を防ぐ

実際は気になる匂いは出ていないのに自分は臭いと思いこんでしまう自臭症の改善にも、体臭測定器は役に立ちます。

自臭症とはノイローゼのような精神病の一種。自分の体臭を気にしすぎるあまり、他人からはなんとも思われていないにもかかわらず必要以上にケアしたり、ひどい場合には他人から悪口を言われているような妄想にとらわれてしまう人もいます。

さすがにそこまで酷くなってしまうと体臭測定器の結果ですら信じられなくなるのかもしれませんが、正常な判断ができるうちなら体臭測定器による客観的な検査が強い説得力をもたらすでしょう。匂いが正常値であれば他人の目を気にせずこれまでどおりに生活すればいいですし、本当に匂うのであれば然るべき対処を行えば改善されるのです。たったそれだけで自臭症は防げるのですから、体臭測定器を使わない手はありません。独りだけで気にしすぎて心を病んでしまう前に体臭測定器を試してみましょう。

 

まとめ

体臭測定器がどんなものか、市販品の紹介や使用するメリットと一緒に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。人間の鼻は意外と当てにならないもの。機械測定で匂いを分析すれば思い込みに左右されない客観的な結果を得られることがわかりました。ナイーブな問題である体臭を自分だけで検査できることも嬉しいポイントです。手が届きやすい価格帯のものが続々発表されていますので、ぜひ体臭測定器をあなたの生活に役立ててみてください。