ヒゲ脱毛したけど効果ない…そう感じる理由

「せっかくヒゲ脱毛に行ったのに効果ない!」と、諦めようとしていませんか?ヒゲ脱毛は施術後すぐに効果が出てくるものではないので、早々に諦めるのはもったいないです。 そこで今回は、ヒゲ脱毛ですぐに効果が感じられない理由や、効果を得るために知っておきたい心得について解説します。ヒゲ脱毛のメカニズムや必要な回数もぜひ参考にしてください。

ヒゲ脱毛は1〜2回では効果が出にくい

ヒゲ脱毛の施術を受けるにあたり、まず念頭に置いておきたいのは、1〜2回では効果が実感しにくいという点です。なぜすぐに効果が感じられないのでしょうか。 

1〜2回で効果が感じられない理由

1〜2回で脱毛効果が感じられないのは、1回の施術だけですべての毛にダメージを与えることができないからです。

ヒゲをはじめ、髪の毛や体毛には毛周期(毛が生え変わるサイクル)があり、成長期・退行期・休止期をくり返して生え変わっています。ヒゲ脱毛でポピュラーなのはフラッシュ(光)脱毛やレーザー脱毛ですが、照射して効果が現れるのは成長期のヒゲのみです。

毛周期は毛によって異なります。個人差はありますが、成長期のヒゲは全体の2〜3割程度なので、残り7〜8割の毛には照射しても効果が出ないということになります。つまり、1〜2回の施術では、まだ大半の毛にダメージを与えられていないのです。

また、成長期が訪れるタイミングは1〜2ヶ月に1回なので、1回施術を受けたら期間を空ける必要があるというのも、即効性を感じにくい要因となっています。 さらに言うと、男性のヒゲは太くて強度も高いため、1〜2回ではダメージを与えづらいです。

ヒゲ脱毛の回数の目安

一般的に、ヒゲ脱毛で効果を実感できるようになるのは、3〜5回目あたりです。 照射パワーが強いレーザー脱毛であれば、早ければ3回目くらいで減毛効果が感じられるようですが、フラッシュ脱毛だと少なくとも5回以上はかかるでしょう。

個人差がありますが、ヒゲの量が半減する回数とツルツルになる回数の目安は以下のとおりです。

・フラッシュ脱毛:半減まで12回程度(約1年半)/ツルツルまで18回程度(約2年半)

・レーザー脱毛:半減まで6回程度(約9ヶ月)/ツルツルまで12回程度(約1年半)

フラッシュ脱毛だとレーザー脱毛より2倍くらい多く施術を受ける必要があります。とはいえ、期間で見ると脱毛効果の高いレーザー脱毛でも、かなり減耗できるまで1年以上かかります。 このように、ヒゲ脱毛は長期スパンでじっくり通い続ける必要があるので、1〜2回では効果を実感しにくいことがお分かりいただけると思います。

 

照射直後から効果が出るわけではない

ヒゲ脱毛は、レーザーやフラッシュを照射した直後から効果が現れるわけではありません。前章では効果が出てくるまでの回数についてご説明しましたが、この章では毛が抜け落ちるまでの期間についてチェックしましょう。

抜け落ちるまで1〜2週間かかる

レーザー脱毛やフラッシュ脱毛の施術を受けてから、実際に毛が抜け落ちるまでは1〜2週間かかります。 成長期の毛に照射をすれば、すぐに脱毛すると思っている方もいるでしょうが、残念ながら、施術を受けてから毛が抜けるまでにはタイムラグがあります。

もちろん個人差があるため、レーザー脱毛であれば早い人だと4〜5日で抜ける場合もあります。照射によりダメージを受けた毛根は少しずつ弱まっていくので、遅い人だと10日〜2週間程度かかるようです。

施術直後は特に見た目の変化がないため「これで本当に毛が抜けるの?」と思うかもしれません。でも、施術が適切に行われていれば、遅かれ早かれ洗顔後にタオルで拭いたときなどに自然に抜け落ちます。

なお、どの毛の毛根が破壊されているのかを見分けるのは難しいため、毛が自然に脱落するのが待ちきれないからと言って、毛抜きなどで引き抜こうとするのはやめましょう。次章で詳しく解説しますが、毛根が生きている毛を誤って引き抜いてしまうと、脱毛効果が出にくくなってしまいます。

 

毛抜きで処理した直後は効果が出にくい

毛抜きでヒゲを処理した直後は、レーザー脱毛やフラッシュ脱毛を受けても通常より効果が現れにくくなります。その理由は、毛抜きによる脱毛と、レーザーやフラッシュによる脱毛の仕組みの違いにあります。

毛抜き後に効果が出にくい理由

毛抜き後に脱毛効果が出にくくなるのは、毛が途中でちぎれてしまい、レーザーやフラッシュが反応できなくなるからです。

レーザー脱毛やフラッシュ脱毛は、毛穴の黒い色素(メラニン色素)に反応する仕組みのため、肌を傷つけずにピンポイントで毛にダメージを与えることができます。そのため、毛抜きにより毛穴の内側で毛が切れてしまうと、黒い色素が見えなくなるのでレーザーやフラッシュが反応しなくなるのです。これではうまく照射ができません。

また、ヒゲを毛抜きで処理している人の中には、「毛の根元から引き抜いているから生えにくいはず!」と思っている方もいるようですが、残念ながらそれは誤解です。毛抜きをして実際に抜けるのは、あくまでも毛の部分であり、毛の成長を司る根元の毛乳頭や毛母細胞までは抜けません。 つまり、毛抜きで一見毛がないように見えても、毛穴の奥に毛乳頭や毛母細胞が残っているのでヒゲは生え続けますし、毛抜き後にレーザーやフラッシュを当てても意味がないということです。 そのため、毛抜き後に施術を受ける場合は、最低1ヶ月程度期間を空けるようにしましょう。

 

ヒゲ脱毛の効果を得るための心得

ヒゲ脱毛で満足できる効果を得るために、知っておきたい心得をチェックしましょう。

5回以上は通う

「ヒゲが少なくなってきた」と実感できるようになるには、エステサロンやクリニックに5回以上通うことが大切です。

前述したように、ヒゲ脱毛の施術は1〜2回で効果が現れるものではありません。毛周期に合わせて、期間を空けながら施術をくり返し受けることで、ヒゲの毛根にひと通りダメージを与えて弱らせることができます。

なかなか効果が出ないと焦ってしまうかもしれませんが、即効性はないものだという認識を持ちましょう。特にフラッシュ脱毛は最低でも5回は続けてみてください。

自分で毛抜き処理をしない

自分で毛抜き処理をしないということも、脱毛効果を高めるポイントです。毛抜き処理はお金もかかりませんし、青ヒゲになりにくいといった利点もありますが、ご説明したようにヒゲ脱毛には不向きです。 毛抜きは埋没毛や毛嚢炎といった皮膚トラブルのリスクが高まります。

また、毛抜きを続けていると、かえって毛が濃くなる可能性も指摘されているので、ヒゲのないツルツル肌を目指している方は控えた方が無難です。

5回以上でも効果がないなら店や医師に相談を

5回以上施術を受けても効果が感じられない場合は、担当スタッフや医師に遠慮なく相談しましょう。 というのも、レーザー脱毛やフラッシュ脱毛に使われる脱毛機器には種類があり、照射パワーにも差があります。ヒゲの毛根は腕や足の毛より深い位置にあるため、波長が短い光線の機器だと毛根まで熱が伝わらない可能性があります。

また、患者が施術に慣れるまで、最初の数回は照射の出力をあえて低めにしている可能性もあります。相談すれば、違う機器に変えたり出力を上げたりしてもらえるかもしれません。フラッシュ脱毛で物足りない場合は、医療機関のレーザー脱毛への変更を検討しましょう。

 

まとめ

ヒゲ脱毛に行っても効果がないと感じるのは、施術回数がまだ少ないからかもしれません。毛周期を踏まえて行われる一般的なヒゲ脱毛は、1〜2回では効果は出ず、5回目くらいから「毛が少なくなってきた」と感じられるようになります。

また、照射した毛は自然に抜け落ちるまで1〜2週間かかるため、施術直後は効果を実感しにくいですし、レーザーやフラッシュが反応しにくくなる毛抜き処理も要注意です。 ヒゲ脱毛は出力の強いレーザー脱毛でもツルツルになるまで12回程度かかるので、気長に通い続けることが大切です。

5回以上続けても変化がない場合は、機器の種類や出力のレベルが合っていない可能性もあるので、担当スタッフや医師に相談しましょう。