ヒゲ脱毛の施術間隔はどれくらいがベスト?

ヒゲ脱毛の施術は、どれくらい間隔を置きながら受けるのが最適だと思いますか?ヒゲ脱毛は毛周期を考慮に入れるのが基本で、不適切なタイミングで施術を受けるとあまり効果が得られません。 そこで今回は、ヒゲ脱毛の効果を高める最適な施術のタイミングについて解説していきます。基礎知識として知っておきたい毛周期についても確認しておきましょう。

まずは毛周期について知ろう

ヒゲ脱毛の最適な施術間隔を考えるにあたっては、まず毛周期について知っておくことが大切です。

毛周期って?

毛周期とは、毛が生え変わるサイクルのことです。ヒゲや頭髪などの体毛は、同じ毛がずっと生え続けているわけではなく、一定の周期で生え変わっています。つまり、伸びた毛はしばらくすると自然に抜け落ち、そこからまた新たな毛が生えてくるというサイクルをくり返しているのです。

毛周期の段階

毛周期は大きく分けると「成長期」「退行期」「休止期」の3段階があります。

<成長期>

名前のとおり、毛がどんどん伸びて成長する時期です。毛穴の奥にある毛乳頭に血管から栄養が送り込まれることによって、毛母細胞が活性化し、毛が太く長く育ちます。

成長の初期段階では、まだ皮膚の内側で伸びているため目視できませんが、毛母細胞が分裂をくり返すと皮膚の外側まで伸びて見えるようになります。

成長期は体毛の部位によって異なり、腕や脚の毛が3か月程度なのに対し、頭髪は3〜5年と長期間成長し続けます。ヒゲは伸びるスピードが早く、毛周期は1.5か月〜2か月程度と他の体毛より短いスパンで一巡します。

また、ヒゲの場合、毛穴全体の8割程度が成長期なので、皮膚表面に露出している毛だけではなく毛穴の内側で伸びている最中の毛も多く、青ヒゲが目立ちやすいです。他の体毛の成長期の割合は1/3程度です。

<退行期>

毛母細胞の分裂が止まって成長期が終わると、毛と毛乳頭のつながりが弱まって毛に栄養が行き渡らなくなる退行期に入ります。退行期になると、毛が毛乳頭から離れて皮膚表面に少しずつ移動します。毛根も退縮しているので、手で引っ張ると簡単に抜け落ちるようになります。

<休止期>

休止期に入ると、毛と毛乳頭は完全に離れて自然に抜け落ちるようになります。そして、毛が脱落した後の毛穴の中では、次の成長期に向けた準備が進められ、新たな毛母細胞が生み出されます。

体毛は、この3段階をくり返しながら生え続けています。

脱毛で効果があるのは「成長期」の毛

毛周期の3段階のうち、脱毛の施術を受けるタイミングとして効果的なのは成長期の毛です。なぜなら、成長期の毛は毛乳頭とつながっていてレーザー照射の熱がしっかり届くからです。

ヒゲ脱毛でポピュラーなレーザー脱毛は、黒色に反応して照射する仕組みです。そのため、毛穴から黒い毛が少しでも生えていれば照射されますが、毛根の奥にある毛乳頭まで熱が伝わらないと毛の成長を止めることができません。 つまり、退行期や休止期のように毛と毛乳頭が離れている状態だと、レーザーを照射しても熱が伝わらず、脱毛効果が得られないのです。

先ほど、ヒゲの毛穴全体の約8割が成長期と言いましたが、そのすべてが皮膚表面に露出しているわけではありません。目安としては、露出しているヒゲのうち約2割が成長期で、それ以外は退行期や休止期だと言われています。 そのため、1度の施術ですべての毛にダメージを与えられるわけではない、ということを知っておきましょう。

 

効果的に脱毛するための間隔

毛周期について詳しく見てきたところで、ヒゲ脱毛の効果を得るための適切な施術の間隔についてご説明します。

ヒゲ脱毛は1.5〜2か月に1回がベスト

医ヒゲの場合、脱毛の施術は1.5か月〜2か月置きに受けるのが最適だと言われています。

レーザー照射は、ヒゲが生え揃うタイミングで実施するのが効果的です。個人差はあるものの、一度レーザー照射を受けてから、またヒゲが生え揃うまでは1.5か月〜2か月なので、それくらい間隔を空けるのが一般的です。

ただし、施術を受け続けているとヒゲが伸びるスピードは遅くなるため、回数を重ねてきたら様子を見ながら間隔を長くしても良いでしょう。ツルツルになるのが目標の場合、脱毛が終わるまで10回〜20回程度通う必要があります。

ヒゲは毛周期が短いので、早いペースでスピーディに完了できそうな気もしますが、実はヒゲは脱毛がしにくい部位のひとつです。それは、男性のヒゲは密集している上に太いため、効率的に毛根までダメージを与えるのが難しいからです。 毛が太いからと言って一気にレーザーの出力を上げてしまうと、炎症や火傷のリスクも高まるため、出力や照射回数を慎重に調整する必要があります。そのため、ヒゲは施術を数回くり返しても他の体毛より効果が出にくく、結果的に期間を要するのです。

 

間隔を空け過ぎてしまったら

前章では、ヒゲ脱毛に適した施術間隔の目安についてご説明しましたが、実生活でその期間をきっちり守るのは難しいのではないでしょうか。 ヒゲ脱毛は2か月以上先の日にちに予約することもあるので、仕事やプライベートの予定によっては急に行けなくなることもあると思います。そこで、予定より間隔を空けてしまった場合、何か問題があるのかをチェックしておきましょう。

間隔の空け過ぎは問題ないが短過ぎはダメ

結論から言うと、ヒゲ脱毛で施術間隔を空け過ぎてしまっても基本的には問題ありません。

例えば、ヒゲ全体の毛周期が同じですべての毛が一斉に成長するのであれば、レーザー照射のタイミングは限られてしまいますが、実際の毛周期は毛によって異なります。そのため、2か月のつもりが3か月になったとしても、その時点で成長期に入っている毛に照射されれば脱毛効果は得られます。 ただし、予定の周期を守った方が効率的なので、間隔を空け過ぎると脱毛完了まで長くかかるということは認識しておきましょう。

反対に、あまりおすすめできないのが間隔を短くし過ぎることです。施術間隔を短くすれば、同じ毛に何度もダメージを与えられて効果的ではないか、と思われる方もいると思います。でも、それは同時に、脱毛効果が得られない退行期や休止期の毛にも照射をくり返すことになります。 ただ効果がないだけなら良いですが、照射のたびに皮膚に無駄にダメージを与えてしまうので間隔が短過ぎるのはNGです。

 

まとめ

ヒゲ脱毛の施術間隔は、毛周期を考慮に入れて決めるのが基本となります。毛周期は成長期・退行期・休止期の3段階に分けられ、このうち脱毛効果がしっかり得られるタイミングは、毛と毛乳頭がつながっている成長期です。

ヒゲ脱毛は1回の施術後、また毛が生え揃う頃に次の施術を受けるのが効果的です。個人差はあるものの、1.5か月〜2か月くらい間隔を空けるのが一般的です。ツルツルにしたい場合は、そのペースで通い続ければ良いですが、適度に薄くしたい場合は3か月〜6か月程度と間隔を長めにしても良いでしょう。

ご紹介した施術間隔はあくまでも目安であり、実際は脱毛効果の現れ方やヒゲの伸び方をチェックしながら調整します。ヒゲ脱毛は、予定より間隔を短くし過ぎるのは効果がない上に皮膚トラブルのリスクが高まるためNGですが、長く空け過ぎてしまう分には大きな問題はありません。 ご自身にとってベストなタイミングを見極めながら、安全かつ効率的にヒゲを脱毛しましょう。