薄毛マッサージで抜け毛対策!正しいやり方と注意点

抜け毛が気になりだしたら、頭皮をメンテナンスする必要があります。抜け毛の増加は、頭皮の疲れを示すサイン。そのまま放置していると、薄毛につながる可能性があります。そこで取り組みたいのが、薄毛を予防する頭皮マッサージです。体の疲れに効くマッサージは、頭皮にも有効。正しい頭皮マッサージのやり方と、注意点を解説します。

頭皮マッサージが薄毛対策によい理由

なんらかの薄毛対策を実践するなら、効果が出る理由は知っておきたいところです。頭皮マッサージもまた然り。薄毛に利く理由を知ったうえでマッサージすることにより、その効果を得やすくなります。頭皮マッサージが薄毛・抜け毛対策につながる理由を、詳しく見ていきましょう。

頭皮の血流が促される

頭皮マッサージを行うと、頭皮の血流が促進されます。これが、マッサージが薄毛に有効とする第一の理由です。

抜け毛や薄毛の原因はさまざまですが、その1つには血流不足があげられます。血液は、体の各所に栄養を運ぶ運搬係。血流が悪い部位では、栄養不足による不調が生じます。 頭皮の血流が悪化した状態では、髪に栄養が届きません。栄養が足りなければ、髪は細くなってやがて抜け落ちてしまいます。当然ながら、新しい毛も生えてきません。血行が悪いことにより、頭皮が文字どおりの不毛の地になってしまうのです。 実際、薄毛の方の多くが、頭皮の血行不良を抱えています。

頭皮の血流が悪化する原因はさまざまですが、代表的なものといえるのが筋肉のコリです。 日常生活で意識する機会は少ないものの、頭部には筋肉があります。頭の筋肉は動かす機会が少ないため、コリによって固くなりがち。固くなった筋肉は、正常な血行を妨げてしまいます。

そこで役立つのが頭部マッサージです。マッサージには筋肉のコリをほぐし、血行を改善する効果があります。ちなみに育毛剤には、血行促進を主な効果として作られているものが少なくありません。それだけ頭皮の血のめぐりは、髪の健康にとって重要な要素なのです。

ストレスの緩和

頭皮マッサージは、ストレスの緩和にも役立ちます。頭皮への適度な刺激がリラクゼーション効果を生み、緊張を和らげてくれるのです。

ここで少し詳しく、ストレスと薄毛との関係について触れておきましょう。多くの方がご存知のとおり、過度のストレスは精神状態に悪影響を与えます。 精神状態が悪化すると、食欲不振や睡眠障害を招く場合も。食欲不振は栄養不足につながり、髪を弱らせる原因になります。

また、睡眠障害も髪の大敵です。髪は就寝時に成長します。とくに髪が成長しやすいのは、「成長ホルモン」が多く分泌される午後10時〜午前2時です。睡眠障害によってこの時間帯に安眠できなくなると、髪の発育が妨げられてしまいます。

もう一点押さえておきたいのが、ストレスによる自律神経の乱れです。過度のストレスは自律神経を乱し、その働きの1つである血流のコントロールに悪影響を及ぼします。 より詳しくいうと、過度のストレスで交感神経が刺激しされることにより、血管が収縮してしまうのです。血管が収縮した状態が続くと、血流が悪化して髪に栄養が届きにくくなります。

…と、少し説明が長くなりましたが、過剰なストレスは髪と体の大敵です。頭皮マッサージでストレスを緩和することは、薄毛予防だけでなく、体の健康維持にも役立ちます。

 

薄毛対策のための正しい頭皮マッサージ

頭皮マッサージは、正しく行うことで高い効果を発揮します。基本的な頭皮マッサージのやり方と、マッサージの効果を高める方法を見ていきましょう。頭皮マッサージの注意点も、あわせて解説します。

頭皮マッサージのやり方

頭皮マッサージは、段階をわけて行うことが肝要です。いきなり頭をわしづかみにして揉みほぐしても、薄毛予防効果は得られません。

正しい頭皮マッサージは、まず首の後ろをほぐすことからはじめます。両手の指をそろえて、首の後ろの付け根部分に当ててください。続いて、首に当てた指を上方向に押します。血流を首から頭に押し上げるイメージで行いましょう。

首のマッサージが済んだら、いよいよ頭皮に取りかかります。ここでも、いきなり頭を揉むことはしません。まずは「タッピング」によって、頭皮を刺激します。 ここでいうタッピングとは、指ではじくイメージで頭皮を刺激する動作です。具体的には、まず5指の腹を頭皮に当てます。続いて軽くはじくように、指を離しましょう。この動作を、頭全体に対して行ってください。 タッピングが済んだら、本格的なマッサージに入ります。

まずは、こめかみのマッサージから。5指でこめかみ周辺を包むようにしてつかみ、回すようにして上へと揉んでいきます。血流を頭頂部に送るイメージで、マッサージしてください。 こめかみを10回ほど揉んだら、生え際のマッサージに移ります。ここでも5指を使い、生え際周辺を揉んでください。このとき、指は外側に向けて回すように動かしましょう。この動きにより、おでこまわりのリフトアップ効果を得られます。

最後に、後頭部をマッサージしましょう。5指で後頭部を軽くつかみ、頭皮を動かすイメージでマッサージしてください。以上で、基本的な頭皮マッサージは完了です。

なお、頭皮はとてもデリケートな部位です。乱暴なマッサージを行うと、薄毛を予防するどころか、頭皮にダメージを与えることになるので注意しましょう。 頭皮マッサージでとくに注意したいのが、爪を立てることです。爪を立ててマッサージすると、頭皮が傷ついてしまいます。頭皮は血管が多い部位であるため、傷がつくと多量の出血が起こる場合もあり危険です。 頭皮マッサージは、指の腹を使って、ソフトタッチで行いましょう。弱いタッチのマッサージでも、じっくり時間をかけて行うことで、心地よさを感じることができます。

より効果を高めるための頭皮マッサージのコツ

頭皮マッサージには、効果をより高めるためのコツがあります。コツといっても、とくに難しいものではありません。お風呂あがりに頭皮マッサージを行うだけです。

お風呂あがりは血行がよくなり、頭皮が水分を含んで柔らかい状態になっています。この状態は、頭皮マッサージを行うにはベスト。マッサージの血行促進効果を最大限に発揮できますし、リラックス効果も高まります。

 

頭皮マッサージのときに刺激したいツボ

頭皮マッサージの効果は、ツボの刺激を意識して行うことで高まります。薄毛対策に有効なツボを3つご紹介しますので、頭皮マッサージの際に刺激してみてください。

風池(ふうち)

「風池(ふうち)」は、うなじの窪んだ部分にあるツボです。首の後ろにある、2本の太い筋肉の外側を指で探ってみてください。押すと心地よい場所が見つかるはずです。

風池のマッサージは、親指でまわすように揉むと効果的。風池の内側にある「天柱(てんちゅう)」というツボも合わせてマッサージすると、高い血行促進効果が得られます。

百会(ひゃくえ)

「百会(ひゃくえ)」は、代表的な頭のツボです。百会の探し方は簡単。頭頂部の中心にある、押すと少しへこむ部分が百会です。 百会は軽く指で押すだけで刺激できます。また、人差し指の外側を使って、軽く叩くようにして刺激するのも有効です。百会を適度に刺激すると、血行促進効果や自律神経を整える効果が得られます。

完骨(かんこつ)

「完骨(かんこつ)」は、耳の後ろ側、骨の出っ張りの下にあるツボです。先ほど解説した風池よりも耳に近い位置を、指で押してみてください。出っ張った骨の下端に、刺激を感じる場所があるはずです。

完骨をマッサージすると、血行促進効果や、皮脂の過剰分泌を抑える効果が得られます。風池や天柱と同様に、親指を使って揉んでみてください。

 

まとめ

今回解説した頭皮マッサージは、抜け毛予防に役立ちます。ただし、マッサージだけでは、進行した薄毛を治すことはできません。もし、現在薄毛に悩んでいるなら、育毛剤やAGAクリニックの利用も検討してください。これらの対策とマッサージを併用することで、薄毛が改善する確率はグッと高まるはずです。